インバウンドでどこにいっても
外国人の姿を見かけますね
富士市もマウントフジを観に
多くの方がお越しです
「畳に寝てみたい」
って外国の方も多いそうですが
「今は畳で寝る日本人て
実は少ないですよ?」
って言ってあげたい
そして、日本人でも
「畳が何で出来ている?」
って知らない人が多い
ご存知ですか?
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
畳と言えばイグサ
和名は「イ」
なんですが、近年は高齢化で
国産イグサ農家は絶滅の危機
農水省のデータによると
20年前とくらべて
①
国産畳表の生産枚数は1/19に減少
②
輸入畳表の生産枚数も約1/2に
③
畳用国産イグサの自給率は
70%→22%に減少
④
作付面積は約1/4に減少
⑤
輸入畳表(ほぼ中国産)単価は
微増ながら国産畳表の単価は倍に
厳しいとしか言いようがない
けれど、かと言って高価でかつ
干したり表替えなどが必要な
イグサを無理して採用いただく
のもなかなか難しい
国産イグサも絶滅危惧種なら
畳職人も必然的にそうなる
今や10代の畳職人は
そうするとどうしても
畳はイグサの代替品にならざるを
得ないのが現代の家づくり
最近の畳は「和紙畳」と言って
和紙をイグサのように編んだ
もので作られています
・軽く
・イグサのように調湿性があり
・撥水加工で汚れにくく
・見た目もイグサのようで
・イグサ畳の数分の一
・色も色々ある
・虫がつかない
・薄いものも出来る
となると…なんです
先日、もうすぐお引渡しの建物で
スタッフ全員による現場検査を
行いました
意見をガチで言い合って
改善点を探り、もし傷や不具合
など見つけたら即、直します
そんな一枚ですが足元にあるのが
和紙畳です
色が色々あるので、選ぶために
カタログだけでは分からない
イメージをCGで考えます
ここに
ダーク系はどう?
茶系はどうか?
もっと明るくベージュとか?
やっぱオーソドックスな
グリーンがいいかしら?
ってことで、グリーンに決定
みんなで敷き詰めます
厚みは14ミリなので片付けも
割と容易く場所を取りません
市松模様に見えますが
和紙をイグサのように編んで
あるので光の加減で色が
違って見えるんです
この辺は本物の畳と同じ
違うのは、あのイグサの
なんとも言えない香りがない
ってことですね
イメージがわかる様に
社員大工のコウスケとショウタ
を座らせたら将棋の猿芝居
あ、緑&光の加減といえば
ガラスを通した光が
微妙に緑のその理由は…?
とか
今度の見学会は別のお宅ですが
同じ和紙畳がありますので
緑のガラスの秘密も合わせて
ぜひ「体感」してください
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