こんにちは、設計＆広報の川上です。

明日はいよいよ完成見学会です！

自然素材の家は、年月を重ねると
どのように変化していくのでしょうか？

前回のブログでは、今月でちょうど
８年目を迎えた我が家の外観を
ご紹介しましたが、今回は室内の
様子をお伝えしたいと思います。

まずは新築当時の写真からご覧ください。
我が家のリビングは真南を向いており、
昼間は冬でも眩しいくらいに陽が差し込みます。

そして、8年経った現在のリビングがこちらです。
生活感が漂っていますが、
良い意味で味わいが増してきたという感じでしょうか。

リビングに隣接する和室は、
普段は寝室としても使用しています。
畳ならではの柔らかさが、心地よく寛げます。

８年で最も変化を感じるのは、やはり床です。
マクスの家では、１階にはスギの無垢板、
２階にはヒノキの板を採用しています。

どちらも足腰に優しく温かみのある
自然素材ですが、スギはヒノキに比べて
柔らかいため、どうしてもキズが付きやすいです。

息子が小さい頃は、おもちゃをガンガン
床に落としましたし、
夫もよくスマホを落とすので、
そのたびに「床大丈夫！？」と心配したものです。

しかし、今では諦めがついたと言いますか、
それらのキズも家族の軌跡？として、
少しずつ受け入れられるようになってきました。

玄関からリビングにかけての床も、
出入りが多いためキズが目立ちます。
また、珪藻土の壁にも細かなキズが
見られるようになりましたが、自然素材
ならではの風合いかなと思っています。

一方で、気になる汚れを落とそうと
激落ちくん（メラミンスポンジ）で
力を入れすぎた結果、木目が消え白っぽくなってしまった部分も（泣）
お手入れの際には力加減に十分ご注意ください！

床をきれいに保つためには、定期的な
お手入れがポイントです。
固く絞った濡れ雑巾で水拭きの後に
ワックスをかけると、床の艶が長持ちします。

また、棕櫚（しゅろ）のほうきなどで掃除するのも効果的です。

先月のメンテナンスで訪問したお宅では、
築年数が我が家より長いにもかかわらず、
こまめなお手入れをされているのか、床がきれいでびっくりしました。

我が家はというと、
最後にワックスをかけたのが4～5年前。

掃除機をかける程度の日常掃除のみで、
少し反省していますが、
息子がもう少し大きくなったら
本格的なお手入れを再開しようと思っています。

２階も少しだけご紹介します。
珪藻土の壁も自分たちで補修が可能ですが、
今のところ気になる箇所もなく、特にお手入れはしていません。

吹き抜け部分のカウンター周りは、
家族がよく使う場所のひとつですが、
リビングに比べるとキズや汚れは少なめです。

長期休みに帰省先から戻ってきた時など、
未だに玄関を開けた瞬間に木の香りがふわっと広がります。

普段の帰宅時も木や珪藻土が持つぬくもりにほっと癒されています。

自然素材でつくる家は、マクスのHPでも紹介している通り、時を重ねるほどに味わいが増し、家族とともに成長していく楽しみがあるかなと実感しています。