木の外壁を施工する大工
本日は、日曜日が構造見学会の、富士市の新築注文住宅からでございます。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
うーん、暗い。
この時期は、日が短いので、作業が大変です。
特に外仕事は、寒いし暗いし…。
社員大工の丸山、途方に暮れる、の写真です。
はぃ、昼間、再度撮影。
足場もあって狭い中、長い木の板を切り回すのは、なかなか大変なのでございます。
そしてもちろん、ただ貼ればいいというものでもありません。
上の写真で、縦の桟が打ってありますが、その桟に、等間隔で釘が打ってあるのがお分かりいただけますでしょうか?
拡大するとこんな感じ。
下から順次打ち上げていって、何枚か毎に、水平と割付が正しいかを、この釘を目印に確かめます。
そうしないと張り上がった時にキレイに見えませんし、防水上防火上も駄目なのです。
防火上というのは、毎度毎度書きますが、この板は、ウエスタンレッドシーダーというカナダの木で、とても腐りにくいだけでなく、燃えにくい薬品処理をしてあります。
板と板との重ねしろなど、施工上の決まりを守ることで、防火性能を発揮します。
自然素材は、確かな技術で施工しなければ、腐ったり割れたり、とんでもないことが起こります。
この辺は、日曜日の構造見学会でお話させていただこうかと思っております。
まだ予約受付中です。下記よりご予約下さいませ。
2017年01月10日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。