外壁の通気層とは空調服を着るようなもの
昨日のブログのヒートテックと
ウインドブレーカーの例えは
私としては「分かりやすい」
じゃないかぁ~と自画自賛
そこで、調子にのって
今日も服でご説明してみましょう
2024.12.3 Vol. 4,889
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
昨日に引き続き
富士宮市の注文住宅現場から
昨日の防水・防風・調湿
のためのシート
(ゴアテックスに例えました)
の上に、社員大工たちが
ヒノキの木桟を施工中です
この木桟は「通気層」と言って
【空気の通り道】
を作るための外壁下地です
このような大きな玄関ひさしも
断熱と通気層優先
この様に空気が通るようになります
一般的に、防水を優先して
(そして面倒くさいので)
通気層も付加断熱も分断して
しまう収まりが多いのですが
設計者の私が黙っていても
社員大工たちは「いつもの収まり」
と、しっかり施工してくれます
これが、マクスの強みですね
で、そんな仕事をわかりやすく
社長ブログで毎日休まず
発信するのもマクスの強みと
自称しているので
冒頭に書いた通り
通気層の役目を「服」で解説
今は冬ですが
通気層が本領を発揮するのは夏!
今年の暑かった夏を
思い出してください
この服、ご存知ですか?
夏の外仕事の定番になった
「空調服」です
指差す部分にファンが付いていて
服と体の間を空気が通って
熱を逃がします
以前、サーモカメラで
真夏の社員大工を撮った
ことがあります
服の表面はもちろん
顔まで体温が下がっています
実は住宅でも同じ
ファンこそ付いていませんが
外壁に直射日光が当たって
熱くなっても
その熱を通気層を通して
外に排出すれば
室内に熱が伝わりにくくなります
『壁内の湿気を逃がす』
『外壁から雨が侵入しても
室内に入れずに排出する』
という重要な役目もありますが
『熱を逃がして快適にする』
というのも通気層の大事な役目
なのですね
いかがでしょうか?
分かりやすい!
ですよね? ね? ね?
2024年12月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。