窓の位置や高さが快適な暮らしにどう影響するか
【人は見た目が9割】
なんて言いますが
家もやっぱり見た目は大事
人も家も見た目ばっかで
脆弱でスカスカでも困りますけど
家の場合、形(凸凹具合)の他に
・高さ
・屋根の勾配
・軒の出と厚み
・窓の位置と配置
・素材と色
は、見た目に大きく影響します
本日はこの中から 窓 について
考えてみましょう
2024.11.1 Vol. 4,857
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です
上棟作業を終えた富士宮市の
注文住宅からです
窓からは
・明るさ(日差し)
・風
・外からの視線
・泥棒
が入ってきます
外からの視線や泥棒は
入ってきてほしくないですが
あたたかなおひさまと
心地よい風は
入ってきてほしいですね
そしてもう一つ「落ち着く景色」
も入ってきてほしいんです
そんなことを念頭にこのお宅の窓を
見てみましょう
まずは北側
道路からもよく見えるし
暖かな採光は望めないので
必要最小限に
特に玄関は丸見えにならないように
フェンスや庭木は必要ですね
でも、2階の和室からは
うーん、富士山バッチリです
西面も
道路からの視線が気になるので
内部からは小さな窓で
窓と道路との間は庭木で
視線を遮りつつ
室内からは心安らぐ緑を計画
外構は駐車のことだけでなく
植栽工事もプランニングとセット
で考えなければいけませんね
そして南側
南は日光がたくさん入るように
できるだけ大きくしたいですが
隣家との関係も大事
(もちろん耐震性も考慮して)
大きなリビングの窓から
「お隣さん、今お風呂入ってるね」
とかは避けたいところです
その意味でも、こちらの敷地では
建物を敷地に対して斜めに配置する
ことで、隣家との視線の交錯を避け
おひさまも風もたっぷり入り
なにより、雑木林の景色が
窓いっぱいになる
というのが、初めて敷地を見た時に
ひと目で気に入って、お客様に
オススメしちゃいました
東からは
こんな感じで間取りに応じて
開くと閉じるを明確に
そうすることで
室内から南東を見ると
昨日もご紹介した通り
狙い通り雑木林の素敵な景色が
真南は
隣家が見えちゃうので
そこはベンチと背もたれで対応
建築の力で
窓から見える景色をコントロール
そして
2Fの部屋の寝室からの景色は…
やば…
こりゃ会社行きたくなくなる…笑
2024年11月01日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。