付加断熱の時のサッシの取り付け位置
細かすぎて伝わらないと思いますが
魚をさばく時に一番気持ちがいい
のは胃袋の中身がキレイに洗えた
瞬間です。
一枚に広がる様に切り込みを入れ
何を食べているか観察し
ヒダを伸ばしながら丁寧に洗います。
今日の家づくりのお話は
そんな細かすぎるマニアックな
お話です。
2024.6.7 Vol. 4,710
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
本日は裾野市の注文住宅現場から。
ネットの隙間から少し見えますが
外壁が木の表情になっています。
シックイ仕上げの下地です。
指差す列に釘が並んでいますが
上の写真の木桟が見えています。
つまり、この木桟の分が
空気層になっています。
空気層を通って暑い湿った空気
は上へ上へと登り
最終的には屋根から排出されます。
木の軒裏も美しく塗装されました。
で、本日のお題はそこではなく
サッシの取り付け位置について。
これから、この木の下地の上に
防水紙が貼られ、
金網が貼られ、
モルタルが塗られ、
グラスファイバーのメッシュが
貼られ、
またモルタルが塗られ、
ようやくシックイが塗られます。
下地の段階ですが、サッシが
奥まった位置に付いています。
以前の現場写真でご説明すると
こんな具合。
サッシが引っ込んでますね。
(壁が出っ張っているんですが)
これは、柱の位置の壁の
さらに外側に断熱材が付き
その上に木桟が付いて
更に木が貼られているから
なのですが
サッシをもっと外側の位置に
取り付けて、外から見た時に
サッシが引っ込んでいない状態
つまり
付加断熱がない壁と同じように
サッシが一番出っ張っている
位置になるように取り付ける
ということも可能です。
こんな感じ。
窓が引っ込んでいませんよね?
うーん
もう細かすぎて伝わらないかぁ…
でも書いときましょう。
駆体(柱外側位置)にサッシを
つけるメリット・デメリット。
【メリット】
・サッシが壁より中に引っ込み
外国の石積の家みたいで
陰影ができてかっこいい
・サッシが駆体についているので
強度上安全
【デメリット】
・付加断熱層の外に付けた方が
微妙に熱損失が少ない
・内側につけると施工が
ものすごくめんどくさい
マクスでは10cmの付加断熱
を施工する際には駆体に設置
にするようにしています。
細かすぎて伝わらずにすみません。
最後はCMです。
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2024年06月07日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。