雨の日に分かるすごく大事な性能
断熱ネタを書くと暖かくなる。
雨のネタを書くと晴れる。
マーフィーの法則なのぉー?
2024.5.8 Vol. 4,680
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
娘にお風呂入りなさいと言うと
「今入ろう思ったのに!」
と言われるし
ブログでウケを狙うとスベるし
まったくもうっ!
あ、これは腕の問題か…涙
めげずに行きます。
今日は晴れだけど雨の日のお話。
裾野市の注文住宅の現場より。
雨です。
前回は安っすい防水シートで
これは「仮」ですよ
と書きましたが
付加断熱が施工されて
本番の青いシートに衣替え。
雨で断熱材を濡らさないように
晴れた日を狙って付加断熱の
施工を社員大工たちが「あ!」
という間に終わらせました。
私が写真に撮れませんでしたので
こちらの動画でご覧ください。
スマホで画面が切れしまう方は
こちらのYouTubeページへ。
で、ポカポカ陽気で断熱材の
説得力もない日なので
雨のお話しに戻ります。
2mの軒の出の空間が出来ました。
玄関からリビングの掃き出し
まで軒下が繋がっています。
雨が降った時
「玄関ドアの前で濡れない」
というのは大事な性能です。
傘を畳んでいる間に
ビショビショwww
というのは辛いし
そもそも玄関ドアが塗れると
汚れるし傷みます。
このお宅のように建物本体から
出た1階部分の屋根を
下屋(げや)と呼びます。
屋根だけが出ているのではなく
部屋が出っ張って
下屋の下に室内空間がある時も
そこを下屋と言います。
今回のお宅のように
屋根だけの下屋は床面積には
含まれません。
屋根が建物本体より出ている場合
1m以上は建築面積に含まれます。
建築面積は一般に
「建坪(たてつぼ)」
と言うので、屋根のみの下屋は
1m以上の部分のみ
「建坪」には入るけれど
大きさに関わらず床ではないので
「延床面積」には入りません。
法律なので
複雑でわかりにくくすみません!
とにかく、床面積で計算する
「坪単価」の面積計算に
屋根だけの下屋は含みません。
下屋は当然タダでは作れませんので
今回のような下屋がある家は
見かけの坪単価は高くなります。
坪単価だけで比べても意味がない
というのが下屋でも分かりますね。
雨が降っても
ゆっくり玄関から出入りできる。
雨が降った休日はデッキに出て
軒下で濡れずに読書出来る。
これって、すごくステキな
性能ですよね。
最後は宣伝です。
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詳細はこちらのページです。
2024年05月08日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。