基礎断熱とは 施工方法から解説します
サモア戦の前
「怖くて眠れなかった…」
と話すキャプテン姫野。
それが
あのジャッカルを決めた時の
鬼気迫る表情だったんだなぁ…
昔から大工は
「上棟前夜は眠れない」
と言います。
工法が大きく変わった今でも?
今日はそんなお話です。
2023.10.03 Vol. 4,462
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
YouTubeのチャンネル
JAPAN RUGBY TVの
「サモア戦の舞台裏」
姫野が控室の円陣で
「正直、怖くて眠れなかった
でも、俺たちは一人じゃない」
そう鼓舞する動画が話題です。
絶対にアルゼンチンにも勝って
決勝リーグ行くんだー! 涙
そう思わせてくれます。
そりゃぁーだれだって
大仕事の前は眠れない。
私は未だに
釣り前日は興奮して眠れません。
大工も上棟の前は
怖くて眠れないと言います。
「加工は間違いないだろうか?」
「材料に忘れ物はないか?」
「段取りはヌケはないか?」
「天気は大丈夫か?」
「お施主さんは喜んでくれるか?」
「ご近所さんはどうだ?」
きりがない。
最近では
加工は工場で機械がしてくれるし
社員大工たちもルーティーン
だから手順も慣れたもの
納まりも随分標準化されたし
何より皆で考えるので
姫野の言う通り
「一人じゃない」
から安心して見ていられます。
こちらは富士市の注文住宅。
土台を敷いてます。
もうすぐ上棟です。
いつもマクスに来てくれている
ベテラン大工の鈴木大工に
教えられる社員大工のコウスケ。
奥では若いながらも一級技能士の
ショウタは一人テキパキ作業中。
コウスケはまだまだシゴカないと。
マクスの建物は基本
「基礎断熱」です。
基礎断熱というのは床の裏側で
断熱する床下断熱と違い
床の裏(下側)には断熱材が
ありません。
床が無断熱の代わりに
基礎の外周部で断熱します。
指差す部分が基礎の内側ですね。
雨が侵入すると困るので
後で施工しますが、
今やってあるのが「立上り」
上棟後、「スカート」と言って
外周部の基礎の床面も断熱します。
上の写真で指差す部分も
こんな感じで断熱します。
(違う部分の写真ですが)
このお宅には土間収納があり
そこに勝手口があって
土台が切れているので
基礎断熱の立上り部分の
断面が分かります。
立上り部分は厚さ10cm。
スカート部分と合わせて
外部からの熱を防ぎます。
スカートではなく、
基礎の床全面に断熱をすべき!
という意見もネットにはありますが
これには地域性があり
東大の前教授のデータだと
静岡では基礎中心部は断熱材が
無い方が年間を通してより光熱費
が下がると私は判断しています。
まぁこの辺は、マクスのお客様に
なってくださった方は
もう一緒のワン・チームですから
家づくりのキャプテンの私を
信じるしかないのです! 笑
2023年10月03日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。