Vol. 4,452

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン

マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）

昨夜は月に２回のZoom勉強会
「マクスの土地の探し方勉強会」
でした。

今回は、片付けのスペシャリスト
マクスの事務所と作業場も
劇的に片付けてくれた
ちぃちゃんこと水口智恵美さんと

同業の工務店だけど
50代60代の終の棲家づくり専門店
なおちゃんこと井伊谷直さんの

二人のブログ仲間が
お勉強しに来てくださいました！

二人共ありがとー！！！

やっぱ画面越しに顔が見えたほうが
断然しゃべりやすいのよね〜

そんな勉強会の様子を
少しご紹介させていただきます。

昨日のお題は
「第一種低層住居専用地域」

例えば…

こんな土地があったとします。
手前の道路が東、画面右側が北。

太陽は昨日の勉強会9/22のお昼。

敷地と建物の大きさは同じですが
右から二軒目の屋根だけ片流れ。

一番右の家に大きな日陰を
作ってしまっています。

これがもし

大晦日のお昼だったら…

「おーーーぃ！ 怒」

一番右の家は真っ暗です。

こういう事がないように
「北側斜線制限」という高さ制限
があるのが
第一種低層住居専用地域なのです。

具体的には

敷地北側の境界から
5m上がって
1m×1.25mの斜線

より高く建物を作ってはダメ。

これは、良好な住宅環境を担保
するための規制で
「北側の家を日陰にしない」
ためのルールです。

このルールに則ると…

片流れの家は完全にアウト。

近年は特に、太陽光発電を
たくさん乗せるために
こういった屋根が多いですが

北側斜線制限がある
第一種低層住居専用地域では
こういう屋根は非常に
ハードルが高くなります。

この規制があるからこそ
第一種低層住居専用地域は
良好な住環境になりやすい

とも言えます。

では、敷地が南道路に面している
場合はどうでしょう？

最初の土地を90度回転
させましたが
このままでは皆アウト。

アングル反対ですが
屋根の形を変える必要がありますし
建物の形状も当然変わってきます。

４軒はいずれも北側斜線制限は
クリアしています。

でも、大晦日の午後三時には…

一番右のお宅からすると
ちょっと…
ですよねぇ。

法的にはOKでも
周囲に対しあまりにも利己的な家は
やっぱりNGですよね。

たとえお客さんの希望でも
「そんな事しちゃいけませんよ」
というのがプロとしての
設計者のスタンスであるべき。

昨夜の勉強会では、そんなお話
をさせていただきました。

この「土地の探し方Zoom勉強会」
次回は
10/13の金曜日の午後８時から。

気になる方はぜひ
@513rykpo
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