上棟でわかる断熱性
Vol. 4,108
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
昨日に引き続き
富士市の上棟の様子から。
昨日は「耐震性」でしたが
本日は
上棟の様子を見ていると
「断熱性」がどんなもんか
判っちゃうんだなぁ~!
ってお話です。
それでは本日も張り切って
行ってみよぉー!
僕は撮影係だけどねー。
みんながんばれー!
マクスの建物の特徴の一つ。
深い軒。
夏は日射を遮り
冬はちゃんと太陽を
呼び込んでくれます。
そんな深い軒をつくる屋根
を見ると…
水平構面の上には
すでに木質繊維断熱材が24cm
敷き詰められています。
熱容量が大きく
調湿性に優れ
とってもいい素材だったのに
もう使えなくなるとは…
それはさておき指差す部分
このままじゃぁちょっと…
なんです。
で、さらに断熱材を入れる。
図示するとこんな感じです。
垂木の関係で断熱が薄かった
部分に、赤い所を足しました。
断熱性はUA値、Q値と言った
数字で表すことができますが
それはあくまでも
机上の数字なんです。
大事なのは!
隙間なく丁寧に断熱材が
施工されているか?
施工上、断熱の欠損や熱橋
になる部分をどう処理したか?
と言った部分が、実際の断熱性
そして結露やカビなどを防ぐので
耐久性にも直結してきます。
熱橋とは例えばこんな部分。
ボルトを通し熱が橋を渡るごとく
内部に伝わってしまわないように
発泡ウレタンで断熱。
丁寧に施工することが
数字上の性能を
しっかり担保してくれます。
施工によってこんなにも
実際の性能が違ってくるんです。
現場を見ると
その家の性能が見えちゃうんです。
2022年10月16日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。