モールテックスのキッチン天板
Vol. 4,016
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
同業者に
「嫌な社長だね」
って言われたお話を書きました。
嫌な社長…?
まぁ…
設計もしながらこんな事やってる
工務店の社長は…
全国的にもかなり少ないと思います。
嫌な社長…?失礼な…!
「変な社長!」
と言ってもらいたいねぇ…。
と、その変な社長が作っていたのは
キッチンの天板です。
最近は、おしゃれなお店などでも
よく見かけるようになった
ベルギーの左官材「モールテックス」です。
現場に運んで、シンクを取付けます。
若手社員大工の康佑が
「え? 入んないっすよ?」
とか言うので
ゲンコツをくれようかとしているところです。
ちゃーんと入りました。
『焦らせやがって…(怒)』
バチコーンと納まりました。
今回のキッチンのチョイスは
LIXILのキッチンに
天板のみ私がモールテックスで作って乗せて
ステンレスオーバートップカウンター
を合わせました。
キッチンバックはウッドワンのパイン
を使いました。
キッチンのモールテックスの周りの壁は
ヘムロック(米栂 べいつが)で作りました。
一般にツーバイ材をSPFと言ったりします。
S:スプルース(米トウヒ)
P:パイン(いわゆる松)
F:ファー(モミ)
パインの松ぼっくりは英語でパインコーン。
パイナップルは松ぼっくりにしているアップル
だからパイナポー。
話がそれましたが、
スプルースもパインもファーも
みんなマツ科の高木。
キッチンの壁に使ったベイツガも
マツ科の高木。
これらマツ科の木々は、製材になると
みんなよく似ているんです。
色合いが。
でも、パインが多すぎると木目や節が
ちょっとカントリーっぽくなってしまうので
マクスの家に合いませんから
キッチンの前は、キッチンバックのパインに
似た木で、さらに木目のおとなしいツガに。
こんな感じで、結構考えてるんですよ?(笑)
メーカーのカタログから色々選ぶキッチン
も楽しいかもですが
造作で色々カスタマイズしてオンリーワンの
キッチンを作るってのも
結構楽しいですよ。
2022年07月15日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。