腐らない木のベランダを作ろう
Vol. 4,014
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
本日は完成が近づいてまいりました
富士宮市の新築注文住宅の現場からです。
社員大工たちが
木のバルコニーを作っているところです。
お昼休みはスヤスヤと。
暑いこの時期
体を休めるのも大工の大事な仕事です。
気持ちよーく風が抜けるので
お昼寝も気持ちよさそうです。
お昼寝のかいあってスパッと完成です。
室内から見るとこんな感じに見えます。
開放感があって気持ちよさそうでしょ?
上の写真で、左側が南、奥が西です。
基本的に建物は南に開き、特に西や北は閉じる
というのがセオリー。
でも、それはあくまで基本であって
このお宅のように西側に南アルプスの眺めが…
なんて好条件なのに閉じてしまうなんて愚の骨頂。
南と西に大きく開き、開放感を優先しています。
もちろん、西日を防ぐために
先日ご紹介したすだれなどの日除けは必須ですが、
冬は逆に
西日はとてもありがたい存在となりますから。
そのへんをうまく建築でコントロール
してあげることも
「パッシブデザイン」と言えます。
バルコニーができると
建物のフォルムがぐっと引き締まります。
もっとも、デザインだけはいい、はダメです。
「木のバルコニーなんてメンテが大変でしょ?」
「腐らないの?」
と思いますよね?
はぃ、そのご心配はごもっとも!
でも、大丈夫。
この木のバルコニーは
先程からご紹介しております様に
南と西側にL型に繋がっています。
コーナーでは、床板は45度になりますよね?
これ、現場でその45度を大工が切るのではなく
予め切ってある材料に
防腐剤を「加圧注入処理」してあります。
動画で見るとこういうこと。
スマホで画面が切れてしまう方は
こちらのYouTubeページでご覧ください。
こうすることで、メンテナンスしなきゃぁwww
と、目くじら立てること無く、
おおらかな気持ちで
すごく長持ちするウッドデッキやバルコニー
にすることができます。
そう、住宅にいちばん大事な性能は
【耐久性】
ですから。
2022年07月13日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。