Vol. 3,980

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

様々な調査を見ると
リモートワークや巣ごもりで家時間が増え、
インテリアにこだわる
という人が増えたんだそうです。

ま、そりゃそうですよね。
長時間いるなら気持ちのいい空間にいたい。

そして、インテリアの参考にする媒体としては
インスタが増加中なんだとか。

参考にする媒体で特に若い人に支持され

50代、60代では流石に雑誌が１位ですが
それでもインスタが２位。

たしかに「インスタを見て」という
資料請求やモデルハウスの見学などが
増えたという実感があります。

私はブログを毎日書いておりますが
実はインスタは女性スタッフにまかせっきりで
ほぼノータッチ。

一応
「これでアップしていいですか？」
と聞かれますが
「うーん、素晴らしい！」
と答えるだけです（笑）。

ただ、インテリアにこだわると言っても
雑貨や小物だけでなく
建築屋としては「造作家具」にこだわりたい所。

本日は造作家具における大工のこだわりを
富士市で工事中の新築注文住宅からご紹介します。

社員大工の宮崎
何やらやっていますね。

インパクトドライバーに専用のキリを付けて
指差す小さな木栓を作っています。

こんなの。
でも私が手にとって写真を撮ろうとすると

「もぉ～　順番がぁ～！」

と文句を言う宮崎。

順番とはどういうことでしょう…？

はぃここ。
杉の集成パネル。

細い角材を接ぎ合わせていて
杉は赤い部分、白い部分、目も色々あって
それを順番に並べながら作っていたのでした。

色合いと
木目を見ながら合わせて…

ボンドを付けたら
金槌でビスの下地穴に叩き込み
出っ張った部分をのこぎりで切り取り
最後に紙やすりで平らにすると…

こんな感じでビス穴が埋まります。

写真でアップにしているから
木目が微妙にズレているのがわかりますが
近くで見ないと目立ちません。

木目色のパテで埋める方法もありますが
この方がより目立たない。

ちっちゃなこだわりですが
せっかくの造作家具ですから
お客様のためにしっかりこだわりませんとね。

量販店で売っている安価な家具は
芯材がダンボールで表面はビニールシート。

それよりも高いお値段をいただく造作家具は
当たり前ですけど材料も使いやすさも
何より「長持ち度」が全然違うんです。

そう「素材」へのこだわりもちゃんとあります。

いろんな素材のいろんなこだわりを
勉強するのも面白いですよ。
午後の部に空きがございます。

6/11（土曜）【素材の選び方教室】