リノベでセルロースファイバー断熱の動画
Vol. 3,966
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
ついに竣工して報道陣に公開された…
日本初となる高層純木造耐火建築物。
木造住宅で高さ44mの11階建て。
すっげぇ~!
作っちゃったスーパーゼネコンの大林組のHP。
もはや「木造かよっ!」
って突っ込みたくなるほどの圧倒的な
【ド度肝を抜く集成材】
いやはや、すごいですね。
理論上は木材は比強度(重量に対する強度)
が非常に高いので
コンクリートよりも遥かに高いビルが
作れるといいます。
いつかきっと出っ来るよね ♪
(あ、これは清水建設か…笑)
スーパーゼネコンから見たら
アリ以下の小さな工務店ですが
チャレンジスピリットでは負けたくないです。
築49年の住宅をフルリノベして
数年後の新基準【HEAT20-G3】をクリア!
してやるぜぃっ!
というプロジェクト
床の断熱が終わりました。
大林組の「日本初!」よりちっちゃいけど
「静岡県初!」本格住宅サウナ室の展示場です。
ユニットバスの部屋から見ると
床断熱の施工面が見えます。
この間が断熱層。
基礎の不陸(凸凹)がひどすぎて
低いところと高いところで7cmも差があるので
平均すると、24cmの断熱層。
そこに、丁寧にセルロースファイバー
を詰め込んでいきます。
すでに天井面は終わっています。
セルロースファイバーは新聞紙が原料。
確かに新聞の色(笑)。
吹込み(ブローングと言います)の場合
ふわっと乗せるだけなので密度は低く
25kg/m3と言われています。
フワフワなので施工後数年で自重で沈下します。
上の写真を見ると、
母屋:高さ15cm
母屋束:長さ47cm
ですから、母屋束が、ゆうに30cm以上は
セルロースに埋まっている
のがお分かりいただけると思います。
これなら自重で沈下しても、
計算で求めた24cmは十分クリアできます。
施工が終わって天井点検口から出てきた所。
暗い・狭い・埃っぽい
そんな場所での作業。
お疲れちゃんです!
職人て、みんな、すごいでしょ?!
そんな職人の施工の様子を動画にしました!
スマホで画面が切れる方は
YouTubeのこちらでご覧ください。
冒頭にご紹介した
数年後の新基準【HEAT20-G3】をクリア!
は、これくらいの断熱が必要になります。
それをリノベで行うのは結構の挑戦。
ここ数年、新築住宅では
HEAT20-G2クリア
を念頭に設計してきました。
HEMSでのデータから、静岡では
十分な断熱性だと思っていますので
正直、G3は費用対効果的には
オーバースペック
と、今のところ考えています。
けれど、一度もやらずにそんなこと言っても
やはり説得力がない。
だから、チャレンジです!
もちろん、理論だけじゃなく、施工も大事。
こういう部分は、これからの工事できっちり
気密、取りませんとね。
最後は、楽しい勉強会のお知らせです。
2022年05月26日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。