大工の腕は黙って振るうもの
Vol. 3,908
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます(長いですけど)。
住宅の新しい断熱基準を決めるにあたり
国交省はパブコメを取っている…
「はぁ?」
パブコメ???
典型的オヤクショ言葉で
パブリックコメント=意見公募
の意味。
「意見を公募します」でいいじゃん!
ワーキンググループ(作業部会)
コンソーシアム(共同事業体)
など、カタカナ使うとかっこいい
と思っているのでしょか?
余計ダサいよ…。
仕事でセミナーに参加するとしばしば…
本日アテンドさせていただきます
なんちゃらアライアンスの
アンポンタンと申します。
本日のレジュメです。
明確なエビデンスをもとにイシューを明確にし
オプチューニティーを逃さないように
最終的にコンセンサスを
シェアさせていただきます。
みたいなヤカラがいたりして
のっけからイラっとします。
そう、難しい言葉を使えばエライと思っている
間抜けがいかに多いことか…
と言いつつ、一昨日のブログで指摘される私。
「つくり手の矜持」って…。
あ…すみません。
矜持(きょうじ)とかカッコつけた言い方ですよね。
「プライド」の方がずっとしっくり来る。
そんな職人のプライドの話を
富士宮市の新築注文住宅の現場から。
ロフトの天井を作っています。
天井の高さが1.4m以上あるとそれは「階」
になってしまうから面倒でも
天井を作らなければなりません。
登梁(のぼりばり)と絡んだりすると
メチャメチャ面倒。
でも…
マクスで一番若い社員大工の彰太。
おお…よくここまでピタッとくっつけたな(笑)。
天井の板が勾配で斜めですから、
切り口を上図の右のようにしないと
ピタッとくっつきませんよね。
別に指示したわけじゃないのに
よく几帳面にここまで…。
こういうのが職人としての「プライド」ですよね。
外壁も、いつもの燃えない木の外壁を
張り始めました。
一枚一枚が斜めの断面の板を互い違いにピタッと
合わせていくのは、けっこう大変なんです。
どうせ後から反って口が開く(隙間ができる)
んですが、最初はピタッとくっつけるのが
やっぱりプライド。
うん、さすが、新潟県の技能五輪で
優勝しただけのことはあるな…。
おとなしい性格なので
自分からアピールしませんが、大したものです。
まぁ本人の頭の中はきっと…
こんな感じなんでしょうが(笑)。
もうちょっとガツガツしたら
彼女出来るんだけどなぁ…
僕は彰太くらいの時は
どうやったら女の子にモテるかしか
考えてなかったなぁ…
だからモテなかったんだろうなぁ…
岡本彰太 (今年たしか25歳)
彼女大募集中!
マクスのオーナーの皆さん
いい人いたら即僕まで連絡を!(笑)
2022年03月29日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。