Vol. 3,905

おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
僕はこんな気持ちで家を作ってます（長いですけど）。

昨日、現場に設計助手の祭ちゃんと一緒に
移動中の車内での会話。

祭「社長って自分で決断力があると思いますか？」

と、唐突だなぁ…（笑）。

聞けば、自分に決断力がなく
いつまでもずっと悩んでいる性格を
良くないと思っているとのこと。

まぁ、そんなの当たり前ですよね。

人間は悩む生き物。

で質問の答。

決断力…なんていうとかっこいいけど

「悩んでもしゃーなぃ！えいやぁ！」

と決めるタイプ。

というか、仕事も私生活も、
・やらなくて後悔するくらいなら
・やって失敗したほうがマシ

というのが昔からの思考パターン。

そう、やっちゃえオッサン！

てやつですね。

当たり前ですけど、
仕事の経験を積めば
悩まずに判断できることは増えます。

お客様にも
「絶対こっちの方がいいですよ」
と、自信を持ってアドバイスできるようになる。

やはり、

「お客さんの希望だから」

ではなく、

「たとえお客さんの希望でも
　もっといい選択があるならそれを勧める」

というのがプロとしての責任ある仕事です。

とまぁこんな話をしていたんですが
決断の結果、失敗…も、山程あったな…

ま、それも人生。
カリスマ経営者じゃァあるまいし
失敗するのも当たり前です。

下手の考え休むに似たり

くよくよ悩んでもしゃーない！（笑）

何でもメリットとデメリットがあるんですが

「お風呂は1階？…いや、2階？…」

お客様が悩んでいるとしたら
メリットとデメリットをご説明した上で
私は２階をオススメ。

お風呂が２階にあると…

着替え・洗濯・干す
がワンフロアで完結する

これが一番のオススメポイント。

家を建てる前はアパートに住んでいる方が多い。

着替え・洗濯・干す、はワンフロア。

これが新築したら上下階に分かれるというのは
結構ストレスなんですよね。

それと、夫婦共稼ぎの方が多いので
一階に洗濯物を干したまま出かけるというのも
防犯上、結構ストレスですよね。

というわけで、２階のお風呂の工事中。

いわゆるユニットバス（システムバス）。

パーツを組み立てて一つの箱（ユニット）
を作るのでユニットバス。

浴槽パーツ
床パーツ
壁パーツ
天井パーツを
システマチックに組み立ててゆくと完成
だからシステムバス。

ユニットバスの壁の向こうには
珪藻土などの仕上げはないけど
防火のための石膏ボードは
しっかり施工されています。
当たり前ですけど。

こちらは富士宮市で工事中の
新築注文住宅の現場ですが
一つの独立したユニットが床の上に乗っている
のがよく分かりますよね。

私達にとって
ユニットバスは１階でも２階でも
どちらも問題なく設置できる

ってのは当たり前すぎる常識なんですが

完成見学会でお客様からよく聞く意外な言葉に

「へぇ…
　お風呂って２階にも付けれれるんですね！」

つくり手側の当たり前と
施主側の当たり前、

この隔たりがないようにしなければいけませんね。