外構工事に使う桧の格子の加工
Vol. 3,886
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
私の設計助手の祭ちゃんのお母さん曰く
「社長さん滝藤賢一に似てる」
とのこと。
うーん、初めて言われた。
似てるかなぁ…?(謎)
私としては、レオナルドディカプリオ
に似てると思うんですけど。
病気か お前…
滝藤賢一が出ているCMから
「初めてっていいね」ってお話です。
あ、若い人は「キャッシング」ってきれいな言葉
に騙されちゃダメ。
私の若い頃は「サラ金」って怖い言葉だった。
同じだからね…。
真っ暗になるまで事務所併設の作業場で
加工を頑張ってるのは
「サラ金」なんて言葉は聞いたことない
若者社員大工の隆成。
初めて本格的な加工を一人で任されて四苦八苦。
加工をしているのは、富士宮市で工事中の
販売型モデルハウス【小泉町家】の
外構工事で使う桧の格子。
ここの部分です。
道路から玄関丸見えってのもなんだし
「離れ」へのアプローチを優しく導く装置として
桧の格子を計画しました。
上の写真で隆盛が奮闘しているのは…
「火打(ひうち)」と呼ばれる斜めの部分(青)。
大工の基本は
まっすぐ!
です。
柱も梁も、地面と水平か垂直!
曲がっちゃダメよ。
それが斜めになるのを
「振れる」と言いますが
振れるといきなり難しくなります。
何事も経験ですけどね。
格子は同じものの繰り返しですから
反復練習としてはとても良いです。
心折れず、最後までよく頑張った(笑)。
「こうすればもっと早く出来るのに…」
って、喉まで出ても
ぐっと我慢。
先に言っちゃうとわからない。
終わってから
「こうやったほうが早かったと思わない?」
と聞いた時初めて、
あぁ…(涙)
って泣きそうな顔で自分の未熟さに気付く。
そうやって成長してゆきます。
先輩社員大工の宮崎から教えられている目。
真剣そのもの。
おそらく、隆成にとって、人生でこんなに
真剣に何かに打ち込んできたこと
なかったんだと思うんですね。
見ていればわかります。
その分、やりきった達成感も
しっかり顔に出ていました(分かりやすい)。
若いっていいですね。
たしかに
「初めてが経験できる」
ってスバラシイ!
私もお客様の気持と一緒に
毎回「初めて」の家づくり!
って気持ちを大切にしなきゃと思いました。
あとはこれを建てる…
ではなく、いつもの様にまずは加圧薬剤注入。
それから建てることで
耐久性が飛躍的に向上します。
さぁ、今週はいよいよ離れの方。
若い衆だけで建てさせようと思います。
久しぶりに現場に行って
ビシビシしごいたろかな(笑)。
2022年03月07日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。