ケヤキの古材に柿渋塗装
Vol. 3,862
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
上棟でチョコッと作業にちょっかい出したら
腰と左膝をやられました…。
痛い痛いと言いながら
実はモデルハウスのテーブルも作ってたりして
今週は肉体労働してしまって腰が最悪です。
サロンパスをペタペタ貼ってます。
もうね
やっぱ体を動かす仕事は若い人に任せて
アタマ、使ってかないと。
気合だけでなんとかならなくなってきたのを
徹夜すると感じます…。
よし、若いやつ、カラダ、動かせ!
というわけで、こちらは富士宮市の
布屋呉服店さん建替え工事。
リモート講義で1年生の分、全部終わった!
というので、建築を学ぶ大学生の長男に
アルバイトさせています。
作業は、解体時からのケヤキの大梁
に柿渋を塗っています。
柿渋塗料は
柿渋そのものに色があるというより
柿渋の成分であるタンニンが
紫外線で濃い色に変わってゆくので、
ペンキなどと違い
誰でもムラなく塗ることができます。
塗装後、ゆっくりゆっくり濃くなってゆき
1,2年で最終的に焦げ茶色に代わります。
こちらは、以前建築家の堀部安嗣さん設計の
住宅の工事を担当させていただいた時
のものですが…
社員大工の宮崎と総務のユキちゃんが
塗っています。
施工後徐々に色が濃くなり、
ちなみに
今お住いの段階ではどうなっているのか?
昨夜遅く、
- 「ブログ書いているからすぐ送って❤」
「縦じゃなくて横に撮って❤」
と、無理をお願いして
LINEで写真を送っていただきました。
うーん、渋いっ!
この塗料を作っているのは
創業100年以上の老舗の「トミヤマ」という
京都の会社。
布屋呉服店さんも創業百年以上ですから
この古材に、とっても合うんじゃないか
と思います。
ただ、この塗料、大きな問題が…
それは、動画を見ると分かります。
やっぱり、
大変?な作業は若い人に任せましょう(笑)。
2022年02月11日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。