富士宮市の木造平屋建て店舗上棟前夜
Vol. 3,833
おはようございます。
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
マクス社長の鈴木です。
富士宮市で新築注文住宅の上棟が終わりましたが
今度は同じく富士宮市で木造店舗の上棟です。
何回かご紹介しておりますが
6.5mある古材の大ケヤキも準備完了です。
得意気にノミを振るっています。
柱や他の梁とつながる加工を施し終わると
最後は表面を削ってキレイにします。
なにせこの大梁は、
種から生まれて100年近くを生き、
それから建物になって半世紀以上
屋根を支え続け、
たったの10年休憩して、
これからまた新しい店舗で何十年も
建物を支え続けてもらわなければなりません。
実はこちらの店舗、布屋呉服店さんは
私の叔母が社長を務めるお店。
11年前の子供達の七五三では
布屋呉服店先々代社長の大島紬の着物から
長男坊と次男坊の着物を作ってもらいました。
昔~昔、何十年も前
私がまだこれくらいチビの頃
なんとなく、
この辺で遊んだ記憶があるんだよなぁ…
そんな記憶が残る旧店舗の解体工事をした際に
解体職人に「丁寧に外してね」とお願いして
10年間、保管していたのが
今回の大ケヤキなのです。
当然年代物で
汚れて色も随分焼けちゃっていますが
ほ~ら、こうやって削ると
またケヤキの美しい目がでてくるんです!
やっぱり、木っていいですよね!
ケヤキの古材が仕上がったら
さぁ、上棟準備です!
ピーンと張られた
ステンレスのラインが見えますか?
建物の両際からピンっ!と張っています。
同じ距離が出る特殊なスケールで
これで中心を出せます。
こうして基礎に基準墨を出し…
土台設置完了っ!
シロアリ予防のホウ酸処理も終わっています。
さぁ…
上棟は目の前!
が、上棟前に、もうひと仕事、あるのよねぇ…。
それは明日に続きます。
最後はお知らせ。
構造見学会は今週末。
まだ少しお席がございます。
2022年01月18日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。