手加工とプレカットはどっちがいいの?
Vol. 3,723
おはようございます。
頑丈であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です。
ネットで見つけた謎の写真。
grapeより
ど、どっちなんだー!!!
私が判定しましょう。
ゴマちゃんに決定
まぁ、それはどっちでもいい。
ゴマちゃんだけどね。
昨日のブログで
大叔父が会社の鳥居を作っている写真
をご紹介しました。
多分ですけど、
機械加工で鳥居を作っている所…
世界中探してもないはず。
メッチャ難しい大工の技術です。
なんて書くと、昔ながらの
【大工が手加工した材料で上棟する家】
と、
【機械加工(プレカット)して上棟する家】
だと、手加工のほうがエライ!スゴイ!
とかなります。
マクスでも、手加工、やれますし、
手加工には、手加工の良さも、絶対にある。
けれど、私は懐古主義者ではありません。
機械加工にも、その良さはある。
四方から通し柱に刺さる梁。
ボルトでお互いに引き合っています。
手加工でも出来ますが
ボルトとボルトが交錯しないようにするのは
なかなか難しいんです。これが。
ここなんか、機械加工ですけど
いい味、出るしてます。
「梁」と「登梁」の接合部。
ここを…
こう!
ピッターってね!
こんな加工、手加工じゃなかなか難しい。
結局、手加工と機械加工、
ゴマちゃんとシバくらい、どっちでも大丈夫。
個人的には
伝統的な大工の技術を継承してゆくためには
「手加工もある程度続けていかなければ」
とは思います。
けれど、予算と時間がそれを許してくれない
のも事実。
難しい問題ですね。
そんな大工たちの苦労と苦悩も分かる
構造見学会&完成見学会のお知らせでございます。
2021年09月28日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。