家を建てる時に性能なんてどうでもいいのさっ
Vol. 3,670
おはようございます。
丈夫であったかい家を作るマクス、
社長の鈴木です。
Googleから新しい携帯 Pixel 6 が出るそうで
私、携帯はできるだけ国産の…
って決めてたんですが、
まぁ前のスマホの調子悪いったらなくて、
Pixel 4a(5G)
に変えたんですが、
絶っ好調ー!!!
グーグル先生最高です。
サックサクに動くし、
カメラはキレイ、
バッテリーは超タフ。
言うことナッシング。
けれど、
なんでこんなに絶っ好調かというと、
FHD+OLED 413 ppi で、
3,885 mAh5 で、
6 GB LPDDR4x RAM で、
Qualcomm® Snapdragon™ 765G で、
オクタコア で、
Adreno 620 で、
デュアル ピクセル位相差検出式オート・・・
って うぉぃ!
わっかりませんがな…。
そんな事言われても、
1ミリもわからない。
けれど、実は、
この性能があるから、
こんなに快適、
って本日はそんなお話。
前置き長すぎですみません。
完成見学会まで、あと4日!
とせまった富士市の薪ストーブの家。
社員大工達が、せっかく付けた
ロールスクリーンを外しています。
そして、
こんな穴の空いたパネルを設置して目張りをし、
こんな大袈裟な機械を設置。
そう、気密試験をします。
住宅にどれくらい気密性能があるかをチェック。
のぞくと大きなプロペラがあって、
このプロペラで室内の空気を外に掃き出し、
内外気圧差を測定することで、
住宅の気密性を測定します。
気密性能の結果は【C値】と言う数値で出ます。
C値=0.7
うーん、
イマイチだな…。
特注の引き込みサッシを使うと、
どうしても気密性を完全には取れません。
気密性能は、
換気扇など意図して開けた穴は目張りし、
意図しないところから、
どれくらい空気が漏れるのかを調べます。
この漏れが多い、つまり気密性が低いと、
意図しない壁内結露など、重大な問題が発生。
住宅の耐久性を大きく損ねます。
意図して開けた穴は目張り…
あ!!!
このお宅の換気扇は同時給排気だった!
空気を出すダクトだけでなく、
空気を吸い込むダクトがあるタイプ。
そちらを塞ぐの忘れてました…。
ふさぎ直し。
あ!!!
そうだ、肝心な薪ストーブも忘れてた!
煙突の屋根貫通部は、熱を逃がすために、
周囲に隙間があるんです。
こちらも「意図しない隙間」
ではないので、目張りをして再度測定し直し。
結果、
C値=0.5。
うむ、良いでしょう。
社員大工達が毎回こうして検査するので、
気密性の施工上のポイントを、
皆しっかり把握して、
毎回、コンスタントに性能を担保します。
こんな気密性の値がどうのなんて、
お客さんは、
本来知らなくたって良いんです。
お客さん側は、性能なんて、
どうでもいいのです
当たり前にしっかり担保されてるはずなので。
そうです、
つくり手側がしっかりやればいいだけの話。
携帯のスペックと同じです。
けれど、
「気密測定なんて一度もしたことがない」
そんなつくり手が未だ多すぎるので、
「この会社は大丈夫か…?」
と、疑心暗鬼にならなければならない。
これは不幸。
お互いに信頼して協同する。
これが家づくりだと思います。
性能の話なんぞしませんが、
高い性能だから快適、それを体感ください。
1時毎限定一組予約制のため残席あと3組です。
2021年08月04日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。