木の外壁の街角-1 竣工写真
昨日に引き続き連続になりますが、カメラマンによる撮影の写真が出来上がってきましたので、本日は富士宮市の「木の外壁の街角」というカテゴリーでブログを書いていた2軒のお宅のうちの1軒を、ブログ上完成見学会でご紹介です。
ここは比較的大きな分譲地。
「一般に」ですが、敷地に比較的余裕がある富士市や富士宮市のような地方の分譲地においてでも、植栽もなく無機質な窯業系サイディングとアルミフェンスで閉ざされた家々が並ぶ風景は、どこでも見られる「一般的な風景」。
でも、時の経過とともに陳腐化してしまうのではないか…そんな思いを常に抱いていたとき、この大型分譲地の一角に偶然にも2軒並んで建てさせていただくという好機を得ました。
時間の経過とともに、味わいを増してゆく、そんな「経年美」を備えた凛とした佇まいが、たった2軒でも美しい街角を形成してくれるのでは…。そんな願いを込めて工事させていただきました。
アプローチには別棟で外物置を計画し、その物置の屋根が玄関ポーチになっています。
玄関を入って振り向いたところですが、これからはスタンダードになってくるんでしょうね、手洗いをしてから家に入るようになっています。
この家の中心は、その手洗いのある玄関から同じ床の高さでつながる土間リビング。
土間も手洗いも、モールテックスで仕上げてあります。
土間リビングからは、玄関、書斎(上写真左)、ウッドデッキ、ダイニング、の4方向につながるようになっていて、土間リビングがすり鉢の底のような配置。
ここに一階全体の空間の求心性が生まれ、実に落ち着く場所になりました。
広いウッドデッキは第二のリビング。
ベンチを設け、その背もたれが道路の目隠しで、視線も気にならない…
と、いつもはうまくゆくのですが、背もたれのすぐ向こうが道路だと、
「へぇー、この家ってどうなってるの???」
と、フェンスの隙間から覗き見する人が…。
興味を持っても覗き見はやめましょう(苦笑)。
二階への階段もスケルトンにして、明るさも風も気分も抜けるようにしました。
コックピットのようなコの字型のキッチンと奥のパントリーも、モールテックス仕上げです。
キッチンはリビングより15cm下がっていて、椅子に座るとキッチンカウンターが、そのままテーブルになる高さです。
マスター(笑)の作ったコーヒーをダイニング側の椅子でいただけます。
写真を見ると、
「ちゃちょー!」
と僕のガールフレンドが走り寄ってきてくれる姿が目に浮かんで、キュンです。
最後は本日もCM。
日曜日の素材教室は、まだお席ございますよ。
2021年06月02日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。