屋根の断熱は通気も考えて
本日は裾野市の新築住宅工事現場から。
こちらは屋根裏。
イメージとしては左半分が小屋裏収納で、右半分が使われない屋根裏空間。
ですがどちらも、3階の床くらいの強度でしっかりと作られています。
水平構面と言って、地震の時に、耐力壁の力を家全体に分散させる非常に重要な部分です。
屋根の下地を見上げると、杉板(左)に何やら貼られているのが分かります。
ちなみに杉板は構造上ほとんど強度は有りません。
水平構面は、あくまで上述のロフトの床と小屋裏空間の床部分。
この辺は、上棟時の動画を見ていただけると、その重要性がお分かりいただけると思います。
話を戻して杉板にしたから施工されているものは、ダンボール製なのですが、これ、そこそこすぐれものでして、こうして施工後にペタッとしてやると、ダンボールの上に(杉板との間に)空気層が出来ます。
上の写真を見ていただくとわかるように、桁部分(外壁と屋根が交わる部分)と、棟部分(屋根の一番高い所)には、隙間があります。
もちろん、わざと隙間を開けています。
先程のダンボールの上の空気層が、下から上に抜けるように作るわけです。
住宅の耐久性にとって問題となる湿気を逃がすんですね。
そして、断熱材の施工。
今回は屋根はセルロースファイバー。
あいにく施行日に私が健康診断で人間ドックだったため、現場のことを知りたくてウズウズしている総務のユキちゃん(新米二級建築士)に撮影をお願いしました。
って、ぴーんぼけぇwww。
ユキちゃんの代わりにCMです。
2021年01月08日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。