階段の中の壁を薄く、できるだけ薄く
本日も、富士宮市の新築注文住宅の現場から。
けれど、昨日の隣のおうち。
そう、偶然ですが、仲良く二軒並んで工事させていただいております。
昨日のお宅の大工のリーダーは社員大工の丸山。
こちらのお宅のリーダーは、社員大工の宮崎。
宮崎が階段を作っています。
階段は、Uの字に折り返す階段なので、真ん中に壁ができます。
通常、中心に柱を立てて階段を作りますが、マクスでは中心に柱を建てないのが基本。
反対側から見ると、中心の壁の下地は、4.5cm(通常は10cm以上)と、薄っすい。
薄くすると、その分強度を保つのが大変ですが、そこは、丈夫につくる。
丈夫だけど、薄く。
できるだけ薄く。
そうすることで、階段を広く取りつつ、余白スペースが作れる。
メーターモジュールだから。
と言っても、説明が難しい…
過去ブログ「少ない床面積を最大限に使う方法」で、わかりやすく書かせていただいております。
上記の過去記事では、
こんな感じに、出来た余白に本棚を付ける例もご紹介しておりますが、
他にも、
出来た余白に建具を収納する、といった事も考えたりします。
こんな感じで、色々と考えて、一軒一軒設計し、一軒一軒、丁寧に作っています。
2020年10月29日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。