外構計画は家そのものの計画と同等に大事
本日は、富士宮市の新築注文住宅の現場からです。
大型分譲地の中に偶然2軒並んでマクスの家が。
でもさらに、手前にもう一軒???
はぃ、こちらは、玄関ポーチの屋根も兼ねる、3.5坪の物置棟なのです。
外部の物置と言えば、スチール物置、と言うほど日本の住宅に浸透している感がありますが、家の裏なら良くても、目立つところにスチール物置がドーン!というのは、言葉が悪いですけれども、家が貧相に見えがち。
なので、こちらのお宅は、建物と同じ木の外壁を貼って、住宅の下屋部分に見えるように設計しています。
上の写真、このままだと、
「大きなサッシは良いけれど、中が丸見えじゃん!」
なのですが…
ほら。例えばこんな具合に外構工事が出来たら、中からも外からも素敵になりますね。
外構計画はある意味、住宅そのものの計画と同じか、それ以上に大事なものです。
当然、外構工事にはお金がかかります。
契約時点で外構工事まですべて予算に組み込んでしまうと、ものすごく高くなってしまい、お客さんの購買意欲を削ぎます。
だから住宅業界では一般的に、家部分の計画を急ぎ、本日2回めの「言葉が悪い」ですが、「契約して逃げられなくして」から、外構計画を詰めます。
ただ外構工事を後回しにすると、後から住宅ローンの金額を増やせないため、自己資金ではそこまで出来ないからと、外構工事は後回し、というふうになりがち。
もう住んでいるのに庭が全然出来ていなくて、石がゴロゴロむき出し…と言う家が多いのはこのためです。
目先の「坪単価」や建物「基本」価格、という変な悪習にとらわれず、
住むまでにかかる「総工費」でしっかりと考えることが、とても大事だと思います。
そういったマクスの考え方に共感していただくお客様方のために、社員大工を始めとするスタッフ・職人たちは、一生懸命な仕事でこたえます!
もちろん、私も!
2020年10月21日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。