複雑な乙女心
本日も、伊豆の国市の堀部安嗣建築設計事務所の設計の住宅の工事風景からです。
昨日は作業棟でしたが、本日は隣の建物棟。
城内監督と堀部事務所担当所員のヨシくんが打ち合わせ中。
勾配天井から緩やかに2階に繋がり、天窓から光が入る。
なんとも素敵な空間になる予感しか無いわけですが、納まりが複雑。
簡単そうに見えて、シュッとしているのに、複雑。
反対側。
こちらも、見えない部分にダクトがいっぱい。
複雑。
シンプルに見えて複雑。
浴室。
ハーフユニット、つまり、下半分がユニットバスで、上は作る。
天井は桧、壁はモザイクタイル。
壁の一部が凹んでニッチになっている。
こういうちょっとした空間が、実は異常に手がかかる。
複雑。
素敵になるよねぇ~。
作ってても楽しいよねぇ~。
けど、ちっとも進まないよねぇ~。
大工手間ばかりどんどん増えるのよねぇ~。
経営も考えなければならない者としては、複雑(苦笑)。
堀部さんが現場を見て、担当所員のヨシくんと、真剣に打合せをしておられる。
「ここのタイルは、マクスさんに富士山の絵にしてもらうように伝えた?」
「はぃ、こんな感じで…」
真顔のコント?
冗談ですよね?
ホントにやったろかぃ…(汗)。
ワクワクしながらも冷や汗たらたら。
私の、まるで複雑な乙女心…。
2020年03月24日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。