腐りにくく燃えにくい木の外壁
富士市の大屋根の注文住宅の工事現場からです。
今は寒い栃木で修行中の社員大工の原田が写っています。
マクス定番の木の外壁がもうすぐ施工完了。
「木の外壁なんて、腐らないんですか?」と聞かれます。
それから、
「火事になったら困りますよね?」とも。
マクスで使っている木の外壁は、「オールドグロス」と呼ばれる、ほぼ天然林から伐採された樹齢200年とかのウエスタンレッドシダー。
「ほぼ」というのは、カナダのレッドシダーの森は、国有林となっており、国が木こり業者に伐採枠を割り振り、伐採後に苗だけ植えてあとは自然のままに、というのが連綿と続けられてきたもの。
いわゆる植林さらた人工林ではなく、「苗を植えただけ」のほぼ天然林、という意味です。
枝打ちや間伐がされて明るい植林された林と違い、鬱蒼とした暗い森で育ったオールドグロス材はものすごく目が積んだ高樹齢材で、抽出成分のタンニンが豊富です。
タンニンはお茶の渋味のあれ。防腐効果が高いです。
だから、腐りにくい。
そして、万が一の火事の時に安心なように、とても燃えにくい薬剤加工が施されれています。
以前のブログより「燃えない木の外壁は どの程度燃えないのか」で動画でご説明しております。
【全く燃えない】わけではありませんが、とても燃えにくいのが分かります。
『安心』・『安全』大事ですね。
明々後日の土曜日は、マクスのモデルハウスで、自然素材の体感型勉強会。
本日のブログのような小難しいお話はいたしません。
楽しく学びましょう!まだ参加申込受付中です。
2020年01月22日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。