板金屋って一般の人はじつは読めない?
本日は、富士市の新築注文住宅の現場からです。
屋根。
化粧垂木(けしょうたるき)と呼ぶ部材が整然と並んでいます。
建築は専門用語が多いですね。
天竜杉の材料が全て見えます。
見えないようにボードを貼ってペンキで塗るのが一般的ですが、当然、見えたほうが手間暇材料代がかかります。
上の場合、桁・垂木・野地が、全て化粧になっている、つまり、見えるということですね。
いい材料を材木屋が選び、大工が施工し、塗装職人が塗り…
ん…?
足元でただならぬ気配が…?
足場の間を巧みすり抜けながら釘や板金の切れ端を磁石で拾っているのは、板金職人。
板金:ばんきん
板のように薄く加工したものを、板金、と呼びますが、そもそも、その薄い金属を加工すること自体を「ばんきん」と言います。
だから、「板金屋さん」。
屋根、樋、ガルバリウムなどの金属サイディング(壁)、などの工事をするのが板金職人です。
板金がスパッといい仕事してあると、やねもスパッと気持ちよく見えます。
と、せっかく写真撮ろうと思ったら作業終わって遠くに行っちゃった…。
もちろん、防水の要の職種です。
2019年12月11日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。