伊豆の国市の基礎
富士市では、台風がほとんど真上を通っていったのに、棟が飛ばされたとか雨漏りがあったとか、10件ほどのお問い合わせはあったものの、あれだけの暴風雨の割には、全体的に被害は小さかったというのが感想です。
ただ、情報がまとまってくると、中心より結構離れた山梨や長野では、かなり深刻な被害が出ていて、大きな台風だったんだと実感・恐怖するとともに、被害が小さかったのは『たまたま』、なのだと思っています。
建築に携わるものとして、大自然の前に無力さを感じざるを得ませんが、
『もしも地震や台風で…』
これは、これからも真剣に向き合っていかなければいけない永遠のテーマだと改めて胸に刻みます。
大河川の氾濫優先で、報じられることが少なく、被害の全容が把握できませんが、富士から少し離れると狩野川水系では浸水被害も大きく、大変なことになっています。
こちらは伊豆の国市の新築注文住宅の基礎。
マクスでは二軒目の、堀部安嗣建築設計事務所の案件です。
まさかこんな大きな台風がこのあと静岡に上陸、などとは夢にも思っていなかった頃の様子です。
ですが、この辺の地区は、家内の縁者の地元でもあり、昔から水が心配されていたことはよく知っておりまして、台風の翌々日、現場に行ってきました。
リアルタイムでは、お施主様からLINEでご連絡をいただいていたので、無事なのは分かっていましたが、それでも、自分の目で見るまでは心配でしたが、何事もなくホッとしました。
台風直撃の頃は、完全にプールになっていましたからね…。
ただ、周辺の農業は大打撃のようです。
現場に向かう途中、収穫間近な稲が無残に倒れている光景には胸が痛みました。
日本人一人ひとりが、今出来ることをするしかないですね。
2019年10月17日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。