左官職人の奮闘-タイル
静岡市で工事中の堀部安嗣建築設計事務所の設計の、新築住宅の現場の様子をご紹介させていただきます。
昨日に引き続き、左官職人の奮闘ぶりをご紹介です。
ホワイトチョコに見えなくもないですが、小さなタイルです。
整然と貼ってゆきます。
凸凹や上下左右のズレがないように、何度も何度も狙って、コンコンコンと叩いて調整しています。
持っているのは、一見すると黒板消しのようですが、木に黒い硬めのゴムが付いた道具で、これでタイルを優しく(時に強めに)叩いてセメントが固まる前に位置を決めます。
こちらはお風呂。
まだ目地を入れていないので、目がチカチカします(笑)。
縦横がピシッと揃っていないと、人間の目ってそこにすぐに目が行くんです。
不思議ですね。
この様な小さなタイルは当然、大きなタイルより施工が大変です。
でも、大変な思いをして仕上げた場所からは、なんとなく、気迫、みたいなものが漂う気が…私はします。
左官職人の奮闘は続きます。
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。