アルミ樹脂複合サッシの施工で一番大事な所
静岡市で工事中の、堀部安嗣建築設計事務所の注文住宅の現場からです。
これ、何だか分かりますか?
道路に穴を開けています。
はぃ、都市ガスの配管を繋げているところです。
こんなふうになっているんですね。見たことがない方が多いと思いまして、アップしてみました。
さて、見たことないと言えば…
社員大工の宮崎、暑いのに随分と着込んで仕事をしています。
よく見ると背中に機械が…。
どうも喋りがぎこちないと思ったら、人造人間だったのか…?
そんな訳はなく、これは、小型の扇風機で服の中に空気を送り込み、涼しく仕事ができるというもの。
2万円位するものを、メルカリで数千円でゲットしたとか。
そんな時代ですね(笑)。
そんな電動宮崎が組み立てているのは、窓枠。
杉材を予め加工し、白く下塗りをしてあります。
取付けるとこんな感じなのですが、施工上、指さしている部分、どうしてもここに空隙が出来ます。
上はメーカーの納まり図ですが、指差すピンクの部分ですね。
図では木を丁度のサイズに削って入れる感じに書いてありますが、隙間なくこのように収めるのは至難の業で、一般には、一枚前の写真のように、ステンレスの金具を使って留めます。
すると出来る空間(ピンクの所)は、アルミ樹脂複合サッシの場合、外部のアルミとその空間が接してしまうのが、図面から分かりますか?
ここをこのように、発泡ウレタンで丁寧に塞いであげるんですね。
これ、
【アルミ樹脂複合サッシの施工で一番大事な所】
だと思います。
私が大工にも監督たちにも、口を酸っぱくして言う部分です。
何故かと言うと、そう、見えない所で結露しちゃうからです。
以前も【富士市で樹脂サッシを使って高断熱住宅にしたい理由】で、模型でご説明しましたが、
躯体を腐らすほど、ベチャベチャに結露します。
怖いですね。
見えないところを丁寧にやること、とても大事です。
そんなふうに作った家々を見せてもらいに行きましょう!
今年も【オーナーさん宅バスツアー】開催、予約開始です!
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。