堀部事務所の家 木の外壁と軒天塗装
昨日に引き続き、かの有名建築家、堀部安嗣さんの家、静岡市で間もなく上棟なので、上棟までのカウントダウンをご紹介いたします。
令和までにはもう上棟は他にありませんので、マクスでは、平成最後の上棟。
頑張ります!
で、昨日は現場の様子でしたが、マクスの事務所でも、準備は進行中です。
前回は、外壁に使われる、杉板のエコウッドトリートメントの施工の様子をご紹介しましたが、木の外壁は、ツートンカラーになっています。
写真は、キシラデコールのジェットブラックという色で塗装しているところです。
本実(ほんざね)と言って、オスとメスになっているのですが、施工してから塗ると、このジョイント部に塗料がついていないのが目立ってしまうからです。
木は、冬には乾燥収縮、夏には湿気を吸って膨張、をずっと繰り返しますので。
もちろん、こういう部分まで防腐効果のある塗料を塗っておくことは、耐久性を高める上でも大いに重要です。
この辺は、堀部事務所からの指示がなくとも、きちんと施工するのが工務店の常識です。
大工も監督も出払っているので、私が塗装。
(昔は新妻の時代もあった)家内と、(まるで新妻の様に初々しい)設計の祭子ちゃんも、エプロン姿でお手伝い。
はぃ、お二人とも、お美しいですよ。ありがとう。
塗っているときは真っ黒なのですが、乾いてくると薄くなります。
上の写真では、塗った順に右から乾かしてゆき、乾いたものから取り込んで積みます。
指さしているところが、乾いたものと塗ったばかりのもの。
二枚目の写真と見比べると、こちらは表面がツルツルなのが分かりますね。
二枚目のは外壁で、ラフソー仕上げと言って、ノコでひいたままのザラザラした表情。
こちらは、軒天で、プレーナー仕上げと言って、カンナをかけた様な状態。
事前にサンプルを作って堀部さんに見ていただいており、ラフソーは2回塗装、プレーナーは3回塗装。
黒く塗りつぶすイメージ、らしい。
うーん、いつもと違うので、ワクワクドキドキ…。
さぁ、いよいよ上棟です!
一緒にワクワクドキドキする工務店で働いてみない?
そしてこちらは一般の方向けのバナー。
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About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。