液状化も調べる地盤調査
一週間の始まり。
ここで、爆弾、落としときますか!
なんとマクスでは【超有名建築家、堀部安嗣氏設計の住宅】の施工という大任を拝することとなり、いよいよその準備が始まりました。
一般の方でも、建築好きの方であればご存知のかたも多いでしょう。
コーヒーのジョージアのCMでも、「ガンツウの旅、ご招待!!」ってやってますよね、あのガンツウの設計も、堀部安嗣氏。
うーん、でもきっと、一般の方より、同業者でこのブログを見た人のほうが驚いているに違いない…。「えっ!マクスが!? まぢでぇ???」的な…。
いや、でも、一番驚いているのは、そう、オレだぁぁぁぁあああ!!!
おしっこチビリそうだぁぁぁぁあああ!!!
はぃ、でも、頑張りましょう!
というわけで、地盤調査が始まりました。
地盤調査には、SS試験(スウェーデン式サウンディング試験)と、表面波探査試験の2つがあります(もっと大掛かりには、ボーリング試験とかもあります)。
ちなみに、表面波探査試験の様子はこちら。
今回はSS試験。
SS試験は、鉄のスクリューポイントを地面にねじ込み、地盤の強さを調べます。
地面に直接打ち込むので、ロッドの先端にくっついてくる土で、地盤を推測することもある程度可能です。
上の画像では、多少湿り気のある砂。
こちらは、カッチカチに固まった乾いた砂の層。
そこをゴリゴリやるんで、砂が固まって先端にこびりついています。
摩擦で熱いです。
この現場は海に近く、先の北海道の地震でも甚大な被害が出た「液状化」が心配されるため、通常のSS試験だけでなく、
この様な専用ロッドを差し込んで、
簡易的に土のサンプルを採取したり、
「ちかちゃん」に頑張ってにもらったりしました。
ネーミングセンスは別として、この「ちかちゃん」、先端のセンサーを、
SS試験で出来た穴に挿入した専用のロッドの中に通して、地下水位を図ることが出来ます。
原理はこんな感じ。
上の写真は専用ロッドは使っていませんが、SS試験で出来た穴にセンサーの先端を挿入、
もし、水があると、電極が振れる、というものです。
その度合によって、地下水なのか、雨の溜まり水なのか、染み込んだ海水なのか、なども分かります。
幸いにも、地下水位は確認されず、液状化の可能性は極めて低いという判定でした。
工事が始まるのはもう少し先ですが、堀部事務所にも、お施主様にも、ブログでのご紹介OK、いただきましたので、建築好きの皆さん、お楽しみに!!!
まぁ、緊張しながらも、私が一番楽しみなんですけどね(笑)。
さて、いよいよ今週末の日曜日、28日は久しぶりの勉強会です。
ご予約はまだ承っておりますので、下記よりお申し込みくださいませ。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。