家の構造は下地が大事
本日は、伊豆の国市の注文住宅工事現場からです。
ちょっと遠いですが、現場監督は富山から修行中の沢本ですので、社員大工の宮崎が付いているとはいえ、私も現場にはチョコチョコと足を運びます。
こちらはルーフバルコニーの下地工事中。
湿気が籠もらないように空気の通り道があります。
社員大工の宮崎が丁寧な仕事をしています。
設計者の私が黙っていても、このような丁寧な仕事をしてくれるのは、やっぱり社員大工の安心感です。
トリプルガラスの樹脂サッシも雨が絶対に刺さない様に、丁寧な施工がされています。
もっとも、1m軒が出ていますので、相当な暴風雨でなければ窓には雨が当たりません。
深い軒は、日本建築の知恵なのです。
内部、二階の様子。
パッシブソーラーの取入口が見えます。
屋根に上るとこんな感じ。
手前の桧材の間を通って温まった空気が上に登り、
最後に集熱パネルの中でグッと温度を上げて、床下に送られます。
これがパッシブソーラーの原理。
空気で家を温める、空気集熱、という考え方です。
空気集熱のパッシブソーラーは、構造状態だとよくわかります。
次回の富士市の構造見学会でも、パッシブソーラーを見ることが出来ますので、ご興味がある方は、ぜひお越しくださいませ。ご予約お待ちしております。
2018年09月14日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。