夏は日射遮蔽を旨とすべし
「言うなよっ!」
ってことですけど、
「暑いですね…」
兼好法師が「住まいは夏を旨とすべし」と言ったのも頷けます。
夏を旨とすべし、というのは、
「夏に暑い家は堪んないから、そういう家にしなさんなよ」
ってことでしょう。
じゃぁ、夏を意識した家って、それはどんな家?
やっぱり日本の家は、屋根が大きく、軒が深く、雨と日を防げる、ってことでしょう。
暑い暑い先日。
車の温度計で見ると、36度とか。
まぢすか…。
ちょっと用事があってマクスのモデルハウスへ。
ちなみに、南側の軒は1.5m出ています。
室内に日は差し込みませんが、デッキの照り返しがキツイので、タープを設置。
東側は、軒が1m出ていますが、朝日は低いところから出てくるので、室内に日が差し込みます。
だからすだれでガード。
そして、南東角の大開口サッシは、室内もロールスクリーンを降ろしています。
Q値1.04、UA値0.38。
とっても高断熱のこのモデルハウス。
もちろん無人だし、エアコンも付けていません。
常に閉めっぱなしのモデルですが、一箇所だけ、二階の窓のドレーキップを換気用に少し空けています。
で、15:45にモデルハウスに入ると…
エアコンも何も付けてないけど、結構涼しい。
27.2℃かぁ…。外より10℃近く低い。うむ。まぁまぁだねぇ。
「高断熱の家は夏暑い」
なんて嘘ですよー。
「住まいは夏を旨とすべし」
ではなく、
「住まいは、夏は、遮熱を旨とすべし」
ですね。
2018年07月18日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。