窓から富士山が見えるか確認
連休中の皆さまこんにちは。
週末ももちろん仕事をしていて、今日と明日も当然仕事、働き者の鈴木です。
本日は、伊豆の国市で新しく始まる新築注文住宅現場の様子をお届けです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
マクスは、富士山の麓、富士市の大渕というところにありますが、私は、大渕から少し離れた富士市広見町というところで育ちました。
小さい頃から富士山は目の前にあり、
坂の上が富士山、坂の下は駿河湾。
北が富士山、海は南。
当たり前。
だから、富士山が無いと方向感覚を無くす、グーグルマップを見ながら歩いているのに逆方向に進むほどの病的な方向音痴。
そんな当たり前の富士山ですが、以前NHKの某番組から、
「市井の噂を検証する番組なんですが、『富士市の家は必ずお風呂から富士山が見えるように設計する』って本当ですか?」
と電話があったことがあります。
「よっぽど広い場所じゃなきゃ、北側の家からお風呂が見えちゃうでしょ!そんなわけアルマジロ!」
とお答えしたら、「ですよねぇ…」と笑っておられました。
だから、
「窓から富士山が見えるようにしたいんですが…」
とのご要望があると、見える時にはそうしますが、見えにくい時はそのために間取りを変えたりせず、「庭に出れば見えますよね?」とお答えすることもしばしば…。
が!
今回のお施主様は、ご夫婦とも静岡の方ではない。
「鈴木さんには分からないかもしれませんが、私達には本当に富士山て特別なんです」
とお願いされれば、そこはなんとかしなければと反省(笑)。
建物の位置を出す「地縄」を張ってから、富士山を確認します、とお約束。
作業当日の朝。
奥様よりLINEで、「曇っていて富士山見えませんー」とのご連絡。
僕の席からはこんな感じなんだけどなぁ…。
とりあえず現場に行ってみると、曇りがちながら見える!
「急げー!歩くなー!」と富山から修行中の御曹司沢本を急かせて地縄を張ります。
ちなみに、マクスのオーナー様には、ちょっと変わった方が結構いらっしゃいまして、私のブログを見て、山の見え方や特徴的な建物から位置を割り出し、毎回工事現場を探し当てるのを趣味の1つにしている方が…。
さすがに伊豆の国市はバレないだろぅ…と思っていたら、
「参上しました!」と土曜の早朝にLINEが…。
しかも、
「これから出社します」て!?
いやいやいや、あなたの家、富士市でしょ?
今、7:30でしょ?
そこ、伊豆の国市でしょ?
自転車でしょ?
からの、出社???
うーん、元気すぎ。
僕と同い年なのに…(笑)。
というわけで、
「こぉーれぇーのぉ!富士山チェーック!!!」(若い人にはわからない)
高い脚立で二階の窓の代わり。
「もうちょっと、こっちにずらすとよく見えるな」とか「二階からだと、電線ジャマだね、切っちゃおうか」とか。
LINEでご連絡。
和室の窓からは、オオムラサキツツジが。
ミツバチも、蜜いっぱいくっ付けてました。
メダタシメデタシ。
さて、5月はいよいよ完成見学会でございますよ。
今回は、完成1軒とお住まいの2軒を回るバスツアーでございます。
下記にて、ご予約承り中です!
2018年05月01日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。