ロフトから重力換気
ついに12月。
問題です。あなたならどっち!
「嗚呼!もう…今年も…あと一ヶ月しか無いっ!」
と焦るか、
「うっほほぉーぃ!今年はぁ、まだあと一ヶ月もあるぜぃ!」
と開き直るか。
僕は後半の思考が出来る人を神と崇めます。
というわけで、本日は、富士宮市の新築注文住宅現場からです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
「あと一ヶ月しかねーぞぉー!」
みんなー、泣きながら頑張ろうぜぇー!
というわけで、足場も取れて、だんだんと進んできました。
設計女子らを連れて現場確認。
二階リビングなので、開放的はLDKは二階です。
女子らは細いところを熱心に見ています。
ロフトもほぼ出来てますね。
もの置き程度ですが、実はロフトには、重大な住宅の装置があります。
はぃ、それは、小さいけどパッシブソーラーの「びおソーラー」。
以前の現場確認で検討した通り、ソーラーのダクトがスッキリ納まりました。
で、実は、
重大な住宅の装置は、このパッシブソーラーシステムよりむしろ、この写真の「窓」の方です。
ロフトは当然、家の一番高いところにあります。
そこに窓があると、昨日の天窓と同様に、家の中の暑い空気はそこから外へ出てゆきます。
出た分は、当然何処かから入ってきますので、外が無風でも、家の中に、「下から上へ」の空気の流れが出来ます。
これを、重力換気、と言います。
ロフトは、物を置くだけでなく、窓をつけると明るくなり、重力換気で夏に涼しくなります。
2017年12月01日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。