天窓の意義
本日は、富士宮市の新築注文住宅現場からです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
何回かご紹介してきた、杉板の格子の天井が完成しました。
大工が苦労してくれたおかげで、とてもいい雰囲気の天井になりました。
で、上の写真の指差す部分、そう、天窓です。
こんな感じでおさまっています。
天窓にも、メリットとデメリットがあります。
【メリット】
・とにかく明るい(同じ大きさの窓の約三倍ほど)
・夏に開けると、暑い空気が勝手に出ていって換気されるので家に熱がこもらない
ということで、風通しの良い家になるし、まわりが囲まれていて風通しが悪い土地に家を建てるときや、大きな家の北側の奥まった部分、などに光を取り込むことが可能です。
でも、なんでもそうですが、メリットがあればデメリットが有る。
【デメリット】
・雨漏りリスクがある
・熱割れ(高熱によるガラスの収縮による割れ)のリスクが有る
・よく考えずに設置すると、夏に暑くて死にそうになる
・断熱性能がどうしても低いので、寒さや結露の原因になる
・窓ガラスを拭けないと汚れる
こんな感じです。
でも、天窓から星が見えたら、ロマンチックじゃぁないですか!
惜っしぃい~!
こっから富士山見えそうだったんだけど、ギリ見えない!
2017年11月29日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。