煙突掃除 2017-5
月曜日。今週も張り切って参りましょう!
さて、先週末のブログは…
こんな薪ストーブの画像で、
「薪ストーブで煙の逆流が起きる理由」
について、次回レポートいたします。
そこには、恐ろしい現実が…
ぎゃぁぁぁ!!!
で終わっておりましたので、予告通り、恐ろしい現実をお届けします。
薪ストーブで煙の逆流が起きる理由として、下記があげられます。
1.煙突内部がススで詰まっている
2.煙突のトップがススで詰まっている
3.建物の気密性がよく、換気扇によって室内空気が引圧になっている
4.煙突のトップに風があたり、煙を押し返そうとする力が生じている
5.ガスケットの劣化やメンテナンス時に外れて変な隙間がある
6.まだ煙突内が暖まっていないのに、ダンパーが閉まっている(操作ミス)
7.曲がりや横引きが多すぎてドラフトが得られない(設計ミス)
ほぼ、これのどれかです。
「今まで燃えていたのに、最近なんか調子が悪くて逆流する」
の場合は、1,2のどちらかです。
我が家では、リフォームで後からストーブを付けたため、上記の6に近い部分があり、ススが溜まりやすいのは織り込み済みで、今回も、あー、煙突が詰まっちゃった、掃除しなくちゃ、と掃除開始。
煙突掃除のブラシを入れるべく、煙突の途中を外しました。
あー、ススがサラサラじゃなく、大きな硬い塊ができてるwww。
これ、良くない例です。
良い例は先週末のブログです。
ブラシを通して掃除完了。
これで燃える、と火をつけると、モウモウと逆流。
おかしいなぁ…???
煙突TOPを再確認。
やっぱり詰まっていない。
上記5のガスケットロープの劣化かなぁ…?
ガスケットとは、パッキンのこと。
薪ストーブの気密性を保つための部品です。
グラスファイバーで出来た燃えないロープ、
こんなのです。
鋳物のストーブの場合、細かいパーツの寄せ集めなので、パーツとパーツの合わさる部分にこのガスケットをはめるわけです。
でも、ガスケットに異常はない…。
おかしい…。
原因不明…。
梁に固定してある二重煙突部分を解体するのは大変なので、薪ストーブ本体の煙突部分に携帯を突っ込んで写真を撮ってみると…
げっ!
なんじゃこりゃ!
何か詰まっているじゃぁないか!
(上の写真はストーブ本体から煙突を見上げた格好になります)
鳥の死体?
梁に固定してある二重煙突部分から、接合部のみ外して内部をのぞいてみると…
ん?よく見えないけど、確実に何か詰まっている。
ブラシでつついても、びくともしない。
これが、ブラシが全て開通して、煙突掃除完了したと、私が勘違いした理由でした。
物干し竿で突くと、か、硬い…?
何が詰まっているんだ???
で、しかたなく、分解してみました。
なんと、ステンレスの二重煙突の、内側部分の溶接が剥がれて、熱でくちゃくちゃに曲がっていました。
これじゃぁ詰まります。
ダッチウエストの二重煙突、弱ぇぇぇーっ!
煙突交換完了。
無事、夜中にこっそりアイスが食べられるようになりました。
今回のトラブルは、初めての経験でしたが、こんなこともある、と自分のところで経験できて、とても勉強になりました。
煙突代がイタイけど…(涙)。
お勉強といえば、今週の土曜日は、モデルハウスで夜の見学会と題して照明のお勉強会です。
ぜひご参加下さいませ(予約制)。
モデルハウスの夜の見学会のお知らせ
抱腹絶倒のエンターテインメント料理ショー!?
オーナー様用の、メンテ&裏メニュー教室は午後の部です。
2017年11月06日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。