2017沼津千本浜トライアスロン出場記
先週末は小山町で上棟でしたので、そのご報告をしなければいけませんが、
「あいつ、生きてるのか?」
という声をいただきましたので、昨日の出場記を。
というわけで、どーもどーも、トライアスリートの鈴木です。
行ってきました。沼津市の千本浜で行われたトライアスロン。
一年前、オリンピックの興奮と感動の中で見たこの大会で、来年は出るぞ!と決意して練習してまいりました。
今年で30回になる伝統ある大会で、スイム750m、バイク20km、ラン5km、と、トライアスロンとしては、ショートと呼ばれるもので、本物の鉄人には、きっとお遊びみたいなものなのでしょう。
が、一年前の時点で、私は、クロールは200mが精一杯。
しかも、海で泳いだことなど無い。
ネックは、何と言っても水泳です。
今大会から「試泳」が義務付けられました。
沖のブイまで行ってくる50mの試泳です(写真上)。
で、この時点で…
「やっぱり俺には無理だ…」
「こんなの…まぢ死ぬ…」
「絶対スキップしよう…」
と思いながら、必至に泳いでいました。
初めての海というプレッシャーは、想像以上に緊張させ、心拍数が急上昇。
とにかく苦しくて苦しくて、試泳で溺れるかと思いました。
試泳が終わり、応援の家内と娘がいたので、
「怖い…怖い…怖い…」
と訴えますが、「絶対無理だと思う」「溺れるかと思った」などという私の内心を知らない家内と娘は、
「頑張ってね」「気をつけてね」と。
大会前の競技説明では、
「全国で事故が多発しています!無理だと思ったら、勇気あるスキップを!」
と強調してアナウンスされていました。
スキップとは、水泳を飛ばして、自転車からスタートするもので、水泳を棄権してもその時点で失格にはならないのです。
試泳が終わった段階で、誰かがスキップしていたら、絶対に私もスキップしていました。
試泳が終わった段階で、「スキップする方はいますか??」とアナウンスがあったら、絶対に手を上げていました。
が、「どうしよう…」と悩んでいるうちに、大会は始まってしまう…。
駅伝の人たちが最初にスタート。
私は個人の部の第三ウェーブ。
「とにかく、落ち着いて泳ごう」
これだけを念仏のように唱え、第三ウェーブの最後尾からゆっくりスタート。
「落ち着け」「落ち着け」「落ち着け」とそれだけを考えて無心で泳ぐと、試泳のときのようなパニックはやってこず、なんとか泳げます。
でも、海ってやっぱり怖い。
底が見えない、足がつかない恐怖はすごいプレッシャーです。
折り返し地点に付く頃には、後ろの第四ウェーブ全員に抜かされてますが、周りに人がいなくなったことで、ゆったりと泳げるようになりました。
これくらいになると、楽しむ余裕も少しだけ生まれ、息継ぎのたびにギラつく太陽と自分のキックで上がる水しぶきに、
「気持ちぃ?」
と、アドレナリンがドブアァってハイになりました。
750m泳ぎきって、もう競技が終わったかの様な達成感。
あー嬉しいっ!
自転車へのトランジションに行くと、社員大工の丸山が、息子と一緒に応援に来てくれていましたので、写真を撮ってもらいました。
同じく社員大工の宮崎も、奥さんと一緒に応援してくれました。
20kmのバイク。
堤防沿いの平坦なコースなので余裕です。
写真は、応援に来てくれた、お客様に撮影してもらいました。
最後の5kmのラン。
5kmなんて練習と変わらないじゃん、
と思っていましたが、もうくったくた。
殆どが松林の中の日陰のコースなので助かりましたが、炎天下のコースだったら無理だったかも…。
一人での参加でしたが、木造軸組海賊団の仲間の応援に支えられて、
ゴーーーーーーール!
いやー感動です。
初めてのマラソン大会でも、初めてフルマラソンを完走したときにも、自転車の100kmレースで完走した時にも味わえなかった、なんとも言えない達成感が、じゅわぁ?っと。
ゲスト参加のノッチと記念撮影して終了です。
ちなみに、「ノッチが来る」と言ったら、アシスタントの祭子ちゃんに、
「え!パフュームが来るんですか?」
と言われてジェネレーションギャップを感じたのでした。
さあ、来年は、みんなで出よう!!!
【備忘録として公式記録追記】
総合順位:157位/完走者182人
40代の部:57位/完走者62人
総合タイム:1:51:50
スイムラップ:23:48(167位)
バイクラップ:55:40(167位)
ランラップ:32:22(140位)
2017年08月07日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。