OBさん宅見学会 報告2
どうも、「中老」社長の鈴木です。
「初老」は「もと、40歳の異称」なので、現代社会で47歳を初老と呼んではいけません。
膝カックンされたくらいの衝撃が来ますので。
それはさておき、昨日の続きでございます。
プップー。
昼食を済ませ、バスで二軒目のオーナー様宅へ向かいます。
到着。
こちらのお宅の外壁は、昨日の一軒目のお宅と同じ、燃えない処理を施した、腐りにくいウエスタンレッドシーダー。
でも、最初の家はグレーに塗装してあり、こちらのお宅は無塗装。
「経年変化を楽しむ」スタイルです。
すでに、一年半でかなり色が変わり始めていますね。
昨日もそうですが、大人数で押しかけて本当に申し訳ございません。
快くご協力いただいたお施主様には、本当に感謝感謝です。
奥様からは、木で作ったオーダーキッチンの使いやすさや、油汚れがどうなのかなどなど、私からは到底説明できない主婦目線のお話をいただきました。
こちらのお宅は、パッシブソーラーシステムの【びおソーラー】を搭載しているのですが、ご参加いただいた方からは、
「びおソーラーの使い心地はどうですか?」
とのご質問。
ご主人からは、
「全く意識しません」
「動いているかどうかも感じさせない、空気みたいなものです」
「でも、今時期だと、朝起きて一階に降りてくると何となく涼しくて『あ、効いてるんだな』と思います」
すかさず奥様から
「夕方家に帰った時に、『涼しい』とかはないですが、前の家であったような『モワッとした熱さ』は全く感じません」
とフォロー。
うーん、これも、私には説明できない、「生活者ならでは」の言葉。
実測のため、HEMSという機械を取り付けており、以前、このお宅の一冬の暖房代をご報告させてもらったことが有りますが、まだHEMSくっつけっぱなしなので、秋になったら、夏はどうだったのか、も調べてみようと思っております。
実際、ご主人がHEMSのモニターを出してきてくれたのですが、誰も興味を示さない所が、私的にはツボでした(苦笑)。
打合せ時の模型がまだ飾られていて…。
嬉しかったです。
そして、
「子供がやりたがって危ないから登っちゃダメ」
と言ってるのに登って僕に怒られる社員大工の宮崎…。
からの、最後、三軒目のお宅へ。
こちらも木の外壁ですが、無塗装なのにずいぶんと茶色い。
隣を流れる川と山あいにあることからくる湿気の影響と思われますが、この様に、想定外のことがおこるのも、自然素材の特徴ですかね。
もちろん、耐久性に問題はなく、これはこれできれいだなぁ…。
こちらのお宅の一階は、杉の節有り。
普段は杉の厚板の無節ですが、あえて、節有りを使ってみたのです。
そのほうがライフスタイルと合う気がして。
いい感じに飴色に変化してきていて、節のお陰で、かえって傷も目立たずに、こちらも素敵な経年変化でした。
ご主人は、バーテンダーを夢見たことがあるという本格派。
色んなノンアルコールカクテルを次々に作って振る舞っていただきました。
お料理も玄人裸足で、以前パーティーにご招待いただいて、ベロベロに酔っ払い、家内にエライ怒られたことを思い出しました…反省。
皆さん大絶賛!
うーん、でもやっぱり、アルコールが入ってたらもっとうまいな…。
社員大工の菊池は、すっかりお姉ちゃんのかき氷づくりの助手。
手際が悪すぎて怒られっぱなし…。
カクテルジュースを飲みながら、みんな向こう向きなのは…
奥様手作りの、
「家を建てるときに読むやつ」
を読んでいるからなのでした。
私の似顔絵入り。
もうね…
歳取るとね…
涙腺がね…
さり気なく飾ってある子供たちの絵。
打合せのときはまだオッパイ飲んでたなぁ…とか。
そのお姉ちゃんが作ってくれたプログラム通り、バイバイタッチで見学会終了。
涙腺おかしくなって、お小水のキレがすこぶる悪くなると…
そーすよ、僕は初老っすよ!
というわけで、時間通りモデルハウスに戻って終了。
スタッフ全員でお見送り。
皆さまおつかれさまでした。
それにしても、本当に、良いお客様に恵まれて、今のマクスがある。
そうつくづく実感した一日なのでした。
スタッフの誇らしげな顔を見ると、同じことを思ったのでしょう。
お三家族のオーナー様には、この場を借りて改めて、深く、深く、御礼申し上げます。
今回の三組のオーナー様も、マクスの勉強会【家づくり教室】がスタートでした。
今回は、社員大工の丸山も、講師として初登壇です!
湯布珪藻土の良さと、施工と補修のノウハウを習得、さらに広島お好み焼きも食べよう!
2017年07月25日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。