外壁のヒビの補修
本日は、富士市のリノベーション現場からでございます。
リノベーションですから、お化粧直しではなく、
・内部は壁を剥がして骨組みまで見えるようにし、
・腐った部分を直し、
・耐震補強をし、
・断熱工事をし、
仕上げ工事をします。
今まで何度かご紹介してまいりましたが、本日は外部。
外部も全て解体して骨組みのみにして行うリノベーションも、もちろんございますが、コストも踏まえ、今回の現場では、外壁は塗り替え工事です。
でも、ただ塗り重ねるだけではございません。
よく見ると、グレーの線が…。
よりわかりやすく。
こんな感じです。
アップしてみると、
こんな感じ。右の図は略図です。
上から、
1. モルタルの外壁にヒビが入っています。
2. 工具を使い、ひび割れ部を削ります。
3. シール材で埋めます(写真はここ)。
4. その上から塗装して完成。
ヒビの上から塗装すると、塗った直後は、なんとなく分からなくなりますが、すぐにそこが切れて漏水の原因になります。
ひび割れの補修には、本当に色々なやり方があるのですが、今回は上記の通り、ひび割れ部を工具で削り(Uカット)、そこに伸縮性のあるノンブリードの変性シリコンシーリングを充填し、上からシリコン系塗料で塗装する方法を取りました。
ノンブリードとは、ブリードが起きにくいタイプ、で「NB」と表示されています。
ブリードとは、シーリング材から成分が溶け出し、塗った塗料と反応してトラブルを起こす現象です。
NBタイプは塗料用と言ってもいいかもしれません。
というわけで、何度も同じことを結論にしますが、塗装でも、下地処理が大事なんですね。
完成してしまうと分からない部分です。
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2017年06月29日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。