秋田出張記-5 タニタ工場見学
秋田出張記5回め、最終回でございます。
タイトルは、タニタ、とありますが、建築業界でタニタというと、体重計やタニタ食堂のあのタニタ、ではなく、雨樋メーカーのタニタハウジングウェアのことを言います。
でも、私知りませんでしたが、タニタ食堂のタニタと、経営陣は親戚なんだそうです。
では、さっそく、大好きな工場見学へGo!
この機械は、雨樋のエルボという、縦樋の曲がる部分を作っています。
通常、雨樋というと、塩ビ(塩化ビニール)を想像すると思いますが、マクスでは、樋と言えばガルバリウム製(もっと前はアルミだったんですが、メーカーの都合で変更を余儀なくされ…)です。
耐久性が全く違うからです。
雨樋は、壊れても、足場がないと補修工事が出来ないので、高く付いちゃうんですね。
で、その点、ガルバリウムは錆びにくい合金で、非常に耐久性が高いので安心です。
そのガルバリウム製の樋の機械、アップします。
おー、メカメカしてる。カッコイィ!
プシュ、プシューと、小気味良い音を立てながら、樋(エルボ)が整形されていきます。
ちょっと写真が小さいですが、右から、だんだん整形されてゆく過程の写真です。
合わさった部分が「かしめ」られてゆきます。
こちらは、長ーぃ、ガルバリウムのロール。
定尺で切断され、端部が曲げ加工され…
クルッとすると…
軒樋の完成。
こっちらは屋根の一番高い所。
頂部につける空気抜き。換気棟、と言います。
住宅の壁は通気工法になって久しいですが、屋根はまだ一般的ではないようです。
でも、屋根こそ通気工法にすることで、湿気だけでなく、夏の暑さを排出できます。
いまや、必須の部材ですね。
実際に作っているところを見れて、構造がよくわかりました。
うーん、工場見学はやっぱり面白い。
工場見学と、今回の秋田ツアーを企画してくださった、タニタハウジングウェアの皆さんに、この場を借りて感謝申し上げます。
というわけで、マクスも楽しいイベントを企画しました!
一般参加も歓迎でございます!
薪ストーブ用の薪づくり(体験も可)&BBQイベントのお知らせです。
2017年04月21日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。