耐久性の第一は雨仕舞
本日は、三島市で工事中の新築注文住宅の現場からでございます。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
もっと現場は進んでおりますが、完成見学会のお知らせで、富士市の現場のことばかり書いておりましたので、少々時間を遡ります。
上の写真は、二階の様子です。
柱が緑色なのは、シロアリ対策でホウ酸処理をしているから。
ホウ酸水溶液は無色透明なので、施工した箇所がわかるように緑に着色しています。
柱の外側が白いのは、地震に耐える壁:耐力壁として、モイスという材料を貼っているから。
モイスは無機質なので腐ったりシロアリに食べられたりせず、壁内の湿気をよく外部に逃がす働きがあります。
そして、壁の内側に立てかけてある白いのが、樹脂サッシ、ですね。
断熱性が高く結露知らずのトリプルガラス樹脂サッシです。
さて、その樹脂サッシを取り付ける前の準備を大工がしています。
ただ取り付けるだけなら簡単なんですけど、
『下準備』
が結構大変。
そしてこの下準備がとっても大事。
こんな防水材を取り付けています。
万が一サッシやサッシ周りから水が刺しても、赤ちゃんのおむつの立体ギャザーみたいに、水返しが付いています。
でも、心配症の私はまだこれだけじゃ安心できない。
指差している部分、コーナーが弱い。
そこでこんな立体成型部材を、
ペタッとな。
これで安心。
ようやくサッシが取り付けられます。
もちろん、サッシを取り付けたら厳重に防水テープで処理します。
そう、家づくりで大事なことは実に盛りだくさん。
お勉強しませんとね。
あ、もちろん、こんなコアな話じゃなくて、もっと根っこの部分を、分かりやすーく、楽しくお勉強が出来る。そんな勉強会に出てみたくありませんか?
と宣伝でした。
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2017年03月29日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。