住宅の防水の弱点=窓
モデルハウスのことばかり書いておりましたので、他の現場のことを少々。
富士市の新築住宅工事現場からです。
もちろん、「自然室温で暮らせることを目指す びおハウス」です。
社員大工の丸山が奮闘しております。
窓を取り付けております。
タイトル通り、雨漏りリスクが一番高いところは、屋根や外壁に「穴」が開く部分です。
煙突、換気扇や換気口の穴、ベランダの排水口、そして、窓。
梅雨や秋の長雨がある日本では、この問題ははるか昔から同じだったわけで、だから、軒を深くし、窓の上には『霧よけ』という庇がつけられてきました。
最近の軒の全く無いような家、一見斬新ですが、住んでいる間、常にこの雨漏りリスクと戦わなければならないわけで、とてもチャレンジャーなデザインだと、知ったうえで、勇気と将来のメンテナンス費用の覚悟を持って、選ぶ必要があります。
さて、マクスの新築住宅は現在、トリプルガラスの樹脂サッシしか使っておりませんが、軒が深いマクスの家造りでも、窓の防水はとっても大事。
樹脂サッシはフレームが溶接なので、気密性が高く、雨漏りリスクもアルミサッシに比べて少なめですが、万が一は考えておく必要があります。
もしフレームから水がさした場合、スムーズに排出されるように、サッシ取り付け部のコーナーは、特に気を使います。
丸山が、立体的に伸びて躯体に張り付き、防水される部材を施工しています。
なかなか大変な施工なのですが、樹脂サッシの規格の変更で、今まで使っていた立体防水部材が入らなくなってしまったための部材選択です。
サッシメーカーも、本体だけでなく、こういった防水部材まで考えてくれるといいんだけどなぁ…。
と思うのでした。
ちなみにモデルハウスでは、この樹脂サッシ以外にも、トリプルシャノンとドイツのサッシも使っているので、あんな感じやこんな感じに色々苦労しました。
モデルで苦労して実験・実証した経験が、お客様の住宅に生きています。
というわけで、モデルも税ご見学予約を(くどくてすみません…)。
17(日)より通常営業、ぜひご予約くださいませ。スタッフ一同お待ちしております!
※オーナー様・OB様は、前日の16(土)にプレオープンです。こちらはご予約不要です。
2016年07月08日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。