完成すると見えなくなる下地が命
本日も、マクスのモデルハウス『冨嶽町家(ふがくまちや)』からでございます。
自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』でございます。
昨日は、社員大工の丸山が主人公でしたが、本日の主人公は、社員大工の宮崎。
吹き抜けの壁に、エアコンの取付け用のニッチを作っています。
珪藻土を塗る下地として、プラスターボードを貼っていますが、矢印の所、L型に切ってから貼り付けています。
二枚に貼った方が、楽だし、材料代もかかりませんが、二枚に分けると、角に力が集中し、何年かして、仕上げの珪藻土が割れやすくなります。
毎回同じ事書いていますが、完成すると見えなくなるところほど、大事なんですね。
はぃ、完成。
無口ですが、仕事が早くて綺麗。
足場が悪くても、スルスルッと、身軽です。
あ!キズ発見!
『無口な宮崎が、雄弁に無罪を主張する』の絵。
柱のキズ一つ一つが、家族の思い出。
モデルハウスはマクスの家。
このキズは、マクスの思い出として、このまま残そう…。
このキズを見るたび、宮崎の必死な顔を思い出して、懐かしもう…。
完成したら、皆さまもマクスの思い出を探して下さいませ(笑)。
2016年06月02日
Post by 株式会社 macs
カテゴリー:社長ブログ, ☆model house 冨嶽町家
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。