完成見学会前の気密測定
今週の土日、2/27,28は、富士宮市で完成見学会でございます。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
ガルバニウムの金属サイディングと、土佐のシックイの外観のおうちです。
が、まだ外構工事終わってません…(汗)。
ま、間に合わせますので。はぃ。
で、本日は、完成見学会前の気密測定のお話し。
デザインや間取り、凄く大事ですけど、断熱性や気密性、これら見えない「性能」も、とっても大事です。
全国3万人規模のアンケート調査に依りますと、新築した住宅に住んでみて、満足していない・不満なところ、の第一位・第二位は、
「思ってたより寒いし、夏は暑い」
「光熱費が高くてびっくり」
なんだそうです。
そのためには、やはり高い断熱性と、その断熱性能を発揮させるための高い気密性、この2つは、セットで必須なのです。
というわけで、ちゃんと気密性能が出ているか、検査で確認。
専門の測定技師が、機械をセット&目張り。
換気扇なども目張りし、この一ヶ所から、空気を外部に排出しますと、気密性が高いほど、室内の気圧が下がります。
その室内の気圧と、外部の気圧の差を、コンピューターが計算して、住宅の気密性を出してくれます。
はぃ、結果がこれ。
上から三行目、C=0.5cm2/m2、というのが、相当隙間面積=気密性能です。
厳密には、5行目の、総相当隙間面積(51cm2)を、4行目の、建物外皮の実質延べ床面積(105.46?)で割ります。
51÷105.46=0.48(C値)、四捨五入して0.5、
となります。
建物全体では、√51=7.14より、約7cm四方の穴(隙間)がぽっかり空いていると言う計算になり、
√0.48=0.69より、1,2階を含め、建物の床1?毎に、約7ミリ四方の穴が、プツプツプツ…と空いているというイメージです。
これを、隙間だらけの家と見るか、高気密だな、と見るかは、お客様のイメージなのですが、業界的には、
まぁ高気密だね、と言う数字でございます。
で、断熱と気密がイイと、エアコンの効きも全然違います。
どれくらい違うかは、ぜひ週末の見学会で体感して下さいませ。
詳細と地図は下記のページにございます。
【完成見学会・勉強会のお知らせ】
2016年02月24日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。