薪ストーブの家 上棟一日目
先週末は、富士宮市で新築住宅の上棟作業でした。
その様子をご紹介させていただきます。
作業開始。
お茶の新緑が綺麗な、こんな気持ちの良い所での作業です。
が、天気が少々心配…。
柱は天竜桧(緑色なのは、ホウ酸シロアリ処理のした箇所が分かるように着色しています)、梁は天竜杉(構造計算により部分的に米杉)ですが、化粧材(完成時に見える)が多いので、養生がしてあります。
梁も、ゴムハンマーで叩き込む際に傷つけないように、社員大工の吉田特製「たたき用のカバー(梁上矢印)をあてがって納めてゆきます。
下で柱の入り具合を見ているのが城内監督と勝亦監督、上で叩いているのがニューフェイスの社員大工、吉田&菊池です。
梁も化粧で見えるのがほとんどなので、施工後、すぐに養生カバー。
古株の社員大工の丸山が、棟梁としてテキパキと指示を出します。
ニューフェイスの社員大工二人の内、吉田はもう大工歴二十年のベテランですが、菊池大工(右)は大工としての初めての上棟作業。
現場監督の城内(左)から指示を受けます。
マクスの現場監督は、職人と一緒になって作業をしますから、菊池は、まだ現場監督にでさえ全くかないません。
早く一人前に育てなくては…。とにかく経験ですね。
二階建てのロフトの床です。
Jパネルという、無垢の三層構造の杉パネルを、一発打ちで、二階の天井兼ロフトの床にしますので、施工はみんな靴下です。
専用ビスで締め付け終わると、すぐに養生ベニアを敷いて、
養生紙でカバー。
それにしても、雨が降り出しそうな雲で…。
そして、屋根を組み始めました。
杉の八寸(24cm)材の登り梁を納めてゆきます。
見た目より大変なんですよ。
というわけで、作業風景を動画でどうぞ。
かなり丈夫に組まれているのがお分かりいただけると思います。
登り梁まで組んだところで、一日目の作業終了。
なんとか雨には降られませんでした。普段の行いだな…笑。
天気予報では、翌日は晴れ。
夜も降る心配無いようですが、念を入れてしっかりと養生をして、翌日に備えます。
というわけで、続きは明日ご紹介します。
なお、こちらのお宅にて、構造見学会を開催させていただきます。
真面目にお勉強したい方は、是非ご参加下さいませ(予約制です…下のバナーをご覧下さい)。
2015年05月12日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。