チョークペイント体験
女性の持つ「かわいい?!」という価値観。
もっとも女子力の高い雑貨好きの男性にも、この「かわいい?!」の感性に富む人も増加中です。
が、女子力低い私、この辺、お勉強しなければなりません。
というわけで、最近流行のチョークペイントのワークショップに家内と行って参りました。
そもそも、チョークペイントとは…?
の前に、最近マスコミで、リノベーションと共にDIY女子とか取り上げられていますね。
お金をかけずに、高い感性で自分好みの空間を作り上げるという、工務店泣かせの若い女性達。
彼女たちに今、絶大の人気を集め始めているのが、イギリスのアニースローンです。
アニースローンというのは、イギリスのおばちゃんなのですが、二十数年前に開発された塗料「チョークペイント」の商品名にもなっています。
チョークペイントというのは、いわゆる黒板塗料ではなく、チョークのようなツヤ消しのマットな質感の塗料、と言う意味で、有害場物質が無く、嫌な臭いも無く、環境にも優しく、何より塗りやすい、というDIYにはうってつけの塗料なのです。
「ブロカント」とか、「ジャンク」とか、「シャビーシック」って聞いたことありますでしょうか?
「ブロカント」は「美しいがらくた」。
「ジャンク」もがらくたですよね。
「シャビー」も「ボロ」だけど、「シック」は「お上品」
つまりいずれも、年代物の高級アンティークに対して、簡単に言えば、傷や汚れを含めて古ぼけてる様が「オシャンティー♪」って感じです(笑)。
すっかりブログでご紹介したものと思っていたのですが、これ、以前ワークショップで作った、ブロカントスタイルの雑貨。
板っ切れと100均のブリキのバケツを、私の大好きなモルタル造形(←カテゴリーへジャンプ)のエイジングと同じように、ちょっと傷つけてフルぼかしたような塗装を行っています。
今回もお邪魔したのは、上のブロカントスタイルの雑貨づくりのワークショップで教えていただいた、デコラエイトさん。
代表の小川さんは、TVチャンピオンで優勝もしているという職人さんでもあります。
上の写真は、ウォールナットの床材の切れ端に、カッターやノコギリや金槌で傷を付けているところ。
これにチョークペイントで塗装します。
チョークペイントは、下地調整が要らずに、木や紙や陶器やガラスなど、比較的何でも簡単に塗れるのが大きな特徴。
家内がテラコッタを塗装中。
私の完成品がこちら。
板は、「表面のピンクの塗装面の下の、昔の白い塗装面がちょっとこすれて出てきちゃった」という設定のエイジングをイメージしてみました。
ちなみにこのピンク、
「イギリスのロイヤルベビーの第二子のために、イギリス王家がピンクの塗料を発注したらしいから、第二子は女の子っぽい!」
とニュースになった塗料です。というわけで、アニースローンはイギリス王室御用達、と言えるんでしょうね。
実際に塗ってみた乾燥としては、ツルツルのいわゆる綺麗な塗膜を作るには不向きな塗料です。
刷毛ムラとか出まくりです。
でも、簡単に塗れて、とてもマットな仕上がりなので、好きな人にはたまらない。
水性で簡単に洗い流せるので、本当にDIY向けですね。
多分、漆喰と同じような石灰系の塗料なので、アルカリ性がやや高いんでしょうね。手に付くと少ーし、荒れる感じがしました(問題ないレベルだと思いますが)。
楽しいので、マクスでもこんなワークショップやってみようと計画中です。お楽しみに!
その前に、こんなイベントはいかがでしょうか?(笑)
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。