地味な作業1
本日は富士市の新築住宅、「土間とクッキングストーブのある家」より現場風景のご紹介です。
「自然室温で暮らせる事を目指すびおハウス」です。
大工が内装の下地工事中です。
この写真だけでもいろいろ分かります。
たとえば矢印のところ。
下地の色が違いますが、白い方は耐力壁です。
マクスでは基本、外部の面材で耐力壁をとっていますが、外だけは足りないとき、内部でも耐力面材が入ります。
筋違(木材の斜め材)だと楽なのですが、断熱欠損になるので外周部に筋違は入れません。
アップで見るともっといろいろ分かります。
右上のプラスターボード(下地材)にご注目。
色付けてみましたが、このように、二枚で貼っています。
同じ二枚なら、このように貼る方が、大工も楽だし、材料も無駄になりません。
でも、あえてこうするのは、この後、珪藻土を塗った際に、ひび割れがおきにくいから。
小さなことですが、こんなちょっとした配慮の連続で、家って出来ています。
もっと大きな部分は、勉強会にて。
2015年01月27日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。